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銚子市港町の集合場所には県外4名を含む参加者11名、幹事は5名が集まりました。
最初に担当の志村会長より大型カモメ年齢識別等の簡単なレクチャー実施後探鳥会をスタートしました。
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志村会長がカモメの識別ポイント等を、超望遠カメラで撮影したリアルタイム画像で確認しながら参加者に解説しています。
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上面が濃いオオセグロカモメ(左)と薄いセグロカモメ(右)が並んでいたので、その違いがよくわかります。
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足が明らかに黄色いタイミルカモメ taimyrensis。
タイミルカモメは、『日本鳥類目録 改訂版第7版』ではニシセグロカモメLarus fuscusの不明亜種とされていますが、
国際鳥学者連合IOCの目録が改訂されており、日本でも、『改訂版第8版』で扱いが変わると思われます。
なお、タイミルカモメでも足がピンク色の個体も多いとのことです。
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別個体のタイミルカモメもいました。
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本日のハイライト、シロカモメ亜種barrovianusが1羽堤防に休んでいました。
アラスカ北東部で繁殖し、明らかに小型で可愛らしい顔つきをしています。
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港と堤防間の水路では、ホシハジロやキンクロハジロが潜水を繰返していました。
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同じく水路ではヒメウも確認できました。
16時15分頃鳥合わせをして探鳥会を終了しました。
確認種は24種と少なかったですが、ほぼカモメ類に絞った解説と観察を体験していただきました。
銚子漁港に渡来するカモメ類が大幅に減少している状況下、奥の深いカモメ類識別の貴重な入門体験を、
参加の皆様にはしていただけたのではと思っています。
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