摩耶舞薮露愚

日々是口実日記(スパムメールの情報など)

パケット料20万円返還請求訴訟

2010年10月01日 | Weblog
パソコン接続でパケット代20万円 返還求めてソフトバンクを提訴

 訴状によると、女性は引っ越し直後の平成20年3月末から1週間にわたり、新居の通信回線が未開通だったため、携帯電話をパソコンにつなぎサイトを閲覧。通信料約20万円を請求された。

なるほど。

まあ、気持ちはわかるが、「通信料の計算方法は知っていたが、パソコンに接続した場合には高額になる可能性があることを具体的に説明すべきだった」という主張はどうなのかね。

別にソフトバンクモバイルの肩を持つつもりもないけれども、わかっていて使ったのならそれは支払うべきなのではないかと思うのだが。

「1パケット=0.2円」で20万円なわけだから、100万パケットということになるのかな。

どんな使い方をしたのかわからないけれども、Webメールやブログ閲覧・書き込みを1週間の間、毎日やっていたと仮定すれば、まあ、そのくらいにはなるだろうね。
アンチウィルスソフトをインストールしていれば、パターンファイルの更新も相当な容量を食うはずだし。

詳しいことはわからないけれども、この人、ケータイのパケ放題にも入っていなかったのだろうか。
この訴訟で提起されているのはPCにケータイを接続してのデータ通信のようだから、恐らく、ケータイでのメールはパケ放題で対応していたのではないかと推測する。
オレならそんな状態でのWeb閲覧は可能な限りケータイでやろうと思うし、現在では、Webメール送受信・閲覧やブログの閲覧・更新など、相当広範囲のサービスがケータイの環境でも対応できるようになっているのだから。
わざわざパケ放題の対象外である携帯電話を使ったPCのデータ通信なんて使わないよね。

それに、ケータイのデータ通信機能を使ってPC接続を行いサイトの閲覧などを行うと、ケータイから閲覧するのに比べて通信量は桁違いに増加するのは、まあ、モバイル通信をしている人からすれば、極めて常識的なことではないかと思うし、それゆえにオレも、利用した翌日は必ずパケット量と通信料を確認している。
この人はその手間すらも惜しんだということか?

通信回線の未開通期間は1週間だったというのだから、WiMAXのお試しTRYを使う、なんて手もあったように思うけれどもどうなんだろう(確か2週間はただで使えたような気がするけれども)。

うーん、やっぱり理解不能だ。

ただ、これはどこのキャリアも似たようなもののようだけれども、携帯電話を使ったデータ通信の料金体系や割引サービスに関する記述が実にわかりづらい。
オレも今の契約に落ち着くまで、自分でキャリアのサイトを確認した上で、サポートデスクに再確認をして、具体的な費用のシミュレーションまでしたのだから。

因みに、ソフトバンクモバイルのサイトに行ってその関連(携帯電話を使ってPCでデータ通信)を調べてみたが、案の定、非常に分かりづらかった。

各キャリアとしては、データ通信に関しては専用カードやUSBやルーターを使ってほしいということなのかねえ。

さて、この訴訟、どんな判決が出るのだろうか。
実は結構興味津々なのである。

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