摩耶舞薮露愚

日々是口実日記(スパムメールの情報など)

『mixi』に「市橋容疑者応援ファンクラブ」?

2009年11月17日 | Weblog
皆、唖然…『mixi』に「市橋容疑者応援ファンクラブ」登場

イギリス人女性リンゼイ・アン・ホーカーさんの死体を遺棄した容疑で逮捕された市橋達也容疑者の風貌について、「イケメン」だという評判が立っており、水嶋ヒロとかジョニー・デップに似ているなどと騒がれていたことは記憶に新しいが、確かにこの記事には唖然とさせられた。

どうやらこのファンクラブの構成メンバーの写真まで公開されているようで、その写真がネットで晒されるなど、結構な騒ぎになっているらしい。→痛いニュース

  ざっと調べただけでも、『頑張れ市橋達也支援コミュニティ』(会員数約1400人)、『市橋達也さんの社会復帰を願う』(会員数約550人)、『イケメン市橋達也』(会員数約350人)、『☆市橋達也擁護隊集まれ☆』(会員数約280人)、『【市橋達也】親衛隊♪』(会員数約90人)、『市橋ファンクラブ@mixi』(会員数約20人)、『市橋達也に同情する』(会員数約20人)が存在する。

「イケメン」だから、その点を評価して応援をする、ということなのか。

この中で会員数の最も多い『頑張れ市橋達也応援ファンクラブ』というコミュニティにおける「説明文」は以下のようなものだいう。

「市橋達也『公式』ファンクラブです。東スポ揺れるハートで紹介されました。超イケメン市橋達也さんを応援しましょう! ☆我々は市橋達也さんの無罪を心から信じています☆無罪であって欲しいです…☆ 逃げろ市橋。完全黙秘なのだわーいわーいわーい。警察のでっちあげに負けるな。でもイッチーの健康が心配です…」

シャレでやっているとしても、確かにたちの悪い話だ。
一説によれば、リンゼイさんの父親は、市橋容疑者を見つけるためにヤクザにまで協力を依頼したのだそうだ。
被害者家族がそこまで追い込まれていたことを考えると、これはあまりにもひどい。
被害者の気持ちがわかっているのか、という批判も頷けよう。

ただ、現在のところ、市橋容疑者は「死体遺棄」容疑で逮捕され取り調べを受けているわけで、その疑いは極めて強いものの、リンゼイさんを殺害したかどうかの解明は今後の取り調べの結果如何にかかっているのだ。
この記事では「イギリス人女性を殺害したとして逮捕された市橋達也容疑者」とあるが、これは報道機関としてはあるまじき拙速的表現だと考える。

それはともかく、mixiは、どうしてこうも毎度毎度ユルユルのコミュニティを生み出してしまうのか。

会員制だから限られた人しか読まないはず、と勝手に考えているのだとすれば、恐るべき無自覚だと思う。
さすがに、英国在住の被害者家族の方が直接mixiの当該コミュニティを読むことは簡単ではなかろうと思われるが、情報提供を買って出る事情通が現れることは十分想定される。
顔をさらしていた面々(子持ちの若妻など)は、そのことを知ったとしても、やはり先に挙げたようなはしゃぎまくった台詞を吐き続けるのだろうか。
媒体がmixiである以上、これまでの経緯から勘案して参加者の個人情報などは早晩ネットで突き止められる可能性が高いことだろう。
その結果として、本質的にこのコミュニティとは無関係であろうところの、彼女たちの家族までもが、個人情報を晒されるといった何らかの被害を受けることだってあり得るのではないか。

ネットはそうした危険性もまたはらんでいるのだ。そのことを自覚しないで、こうした浅はか活非常識としかいいようのない情報を発信することのイノセントさに背筋が寒くなる思いである。

ところで、当の市橋容疑者は、未だに「断食」を続行しているそうだ。
水分は摂っているようだが、このままでは心神耗弱の状況に陥り、意識も混濁して衰弱死に至る可能性だってなきにしもあらずだろう。
そうなれば、殺人については真相が明かされないまま「不起訴」処分とされてしまうのだろうか。
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2009年度秋期ITパスポート試験(結果)

2009年11月17日 | Weblog
本日(11月16日)の正午、2009年度秋期ITパスポート試験の結果が発表された。
予想どおりアクセスが集中してなかなかつながらない(>_<)
それでも個人の成績照会は何とか昼休み時間内につながった。

結果は、800点(1000点満点)でとりあえず合格。
正直に言って、ホッとしたところである(^_^;

今回の秋期試験における応募者数は71,856名、受験者数が61,313名、合格者数が31,080名で、合格率は50.7%だったとのこと。
因みに、前回の2009年度春期試験では、応募者数46,845名、受験者数39,131名、合格者は28,540名で受験者数に対する合格率は72.9%であった。
秋期の応募者の激増ぶり(53.4%増)は驚くべきものであり、春期の合格率や問題を見て「これなら自分もいけそうだ」と応募した人が多かったのではないかという予想も成り立つのかもしれない。
その割に合格者の絶対数が2500人あまりしか増えていない(8.9%増)ことは、何となく感慨深いところである。

また、今回のITパスポート試験では「難易度補正(?)」を行っているとのことで、なんのこっちゃと思ったら、つまり、ストラテジ系分野40点、マネジメント系分野30点、テクノロジ系分野10点、総計80点の下駄をはかせているらしい。
つまりオレの場合、生の得点は720点、ということになるのだろうか(^_^;
情けない点数ではある(>_<)

それにしても無条件で下駄を履かせるとはねえ。春期に比べて難しすぎる、という意見が多方面から出ていたため、さすがに合格率が50%を割ってはまずいという判断がIPAにはあったのかもしれない。

しかし、こんなことをしていいのだろうか。それならそれで、合格の基準点を下げればいいのに、あまりに行き当たりばったりの対策のような気がしてならない。

いずれにしても、さすがに「春期の合格率72.9%」は高すぎるし、秋期と単純に比較しても難易度にはかなりの差があったように思う。
これでは受験者の間に拭いがたい不公平感が残ることだろうな(もちろん杞憂に過ぎませんが)。

さてさて、来年の春期はどんな問題が出るのだろうか。
そのことに関してだけは思い悩むことがなくなったのでラッキーではあるが(^_^;
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