摩耶舞薮露愚

日々是口実日記(スパムメールの情報など)

ケータイ懸賞“実は詐欺”急増中

2008年04月14日 | spam
ケータイ懸賞“実は詐欺”急増中…出会い系に自動登録

 携帯電話で無料の懸賞に応募しただけなのに、出会い系サイトに登録されて最終的に高額のメール料金を請求されるトラブルが相次ぎ、九州・沖縄各県の消費生活センターに最近1年間で150件以上の相談が寄せられたことが分かった。

 各県の消費生活センターなどによると、これらのサイトは高額の賞金などが当たるとうたい、手続きの過程でメールのやりとりを執拗に迫ったり、現金を請求したりすることが多いという。

 懸賞に応募した熊本市の主婦(40)には「余命が短い病気の老婦人」などと名乗る人物から次々とメールが届いた。返事を懇願しており、同情して返信していると計180万円を請求された。沖縄県の女子中学生には「懸賞金が当たった」とのメールが届いた。返信すると、メール料金支払い用のプリペイドカードが自宅に送り付けられ、怖くなって携帯を解約したという。

 43件の相談を受けた熊本県消費生活センターの担当者は「『懸賞だから』と油断させる手口で自動登録されることが多い。気安く信用して、返信しないで」と注意を呼びかけている。

ZAKZAK 2008/04/14



無論、ことは九州・沖縄だけのはずがない。
事実オレのところにも、「懸賞への参加条件としてケータイのメルアドを登録すること」みたいな勧誘メールがwww経由でPCに来ていたりするのだから。

オレは基本的にケータイに対するPCからのメールは(一部の例外を除いて)拒否しているのだが、そうでなくてもこんなアヤしい話に乗るのは迂闊だろう。

だいたい、PCにくる懸賞メールだって、かなり危ないと思うぞ。

以前、それなりに名の通ったメールマガジンだからと安心して懸賞に応募したら、ものの見事にspamerにメルアドを売られた経験があるからな(^_^;

しかも悲しいほどに当たらなくて、「ダブルチャンス」なんていう誘いの画面が出てくるものがほとんど。

つまり、ネットでの懸賞に応募するということ自体、剣呑な話だということだね。

まあ、ネットなんて、最終的には個々人のオンリスクでアクセスするものなのだから、余計なお世話かもしれないが、世の中にはそうそううまい話なんてころがっていない、ということもまた真理なのである。ご用心ご用心。

しかし、「余命が短い病気の老婦人」に同情して返信を出したら180万円請求された、って話し、これだけでは余りに情報不足で、何のことやら全く分からない。
注意を喚起するという目的も多少はあるのなら、もうちょっと書いてもらえないかな(知りたけりゃ、ちゃんと「夕刊フジ」を買いな、ってことか)。

因みに、関連する情報が国民生活センターのサイトに掲載されていたので、紹介する。

「懸賞金が当たった」とメールがきても、絶対にお金を支払わないで!

なるほど。やり取りを複雑化してポイントを消費させる、か。これは巧妙だなあ。
コメント
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