名古屋市議会9月定例会(その2)
市の持続的発展のための市債の縮減についてNT議員から次のような質問がなされた。
「現在本市では市債残高が3兆3千億円もある。市長は借金は財産だというが、これは将来の世代に大きな負担を残すことになる。縮減する考えはあるか。」
これに対し河村市長は
「わしは借金(市債)は市民の財産だと考えている。現在銀行などは預金を多く抱え、貸出す先が少ないので資金が運用しきれずだぶついてしまっている。これでは銀行が潰れてしまう。そうなったら経済は大変なことになる。だから国や市が公債を発行してその資金を運用する必要がある。堂々と市債を発行して経済を刺激する」と従来からの持論を繰り返した。
市債(借金)は返済しなければならないことについては全く触れない。多額の市債を発行し、その償還のための公債費が年々膨らみ財政を圧迫することについて河村市長はどう考えているのろうか。まさか借りっぱなしで返さなくても良いと思っているわけでもあるまい。それにしても「銀行には金が余っている」と繰り返すのにみで、将来の負担を心配する気持ちが全く感じられない。
市の持続的発展のための市債の縮減についてNT議員から次のような質問がなされた。
「現在本市では市債残高が3兆3千億円もある。市長は借金は財産だというが、これは将来の世代に大きな負担を残すことになる。縮減する考えはあるか。」
これに対し河村市長は
「わしは借金(市債)は市民の財産だと考えている。現在銀行などは預金を多く抱え、貸出す先が少ないので資金が運用しきれずだぶついてしまっている。これでは銀行が潰れてしまう。そうなったら経済は大変なことになる。だから国や市が公債を発行してその資金を運用する必要がある。堂々と市債を発行して経済を刺激する」と従来からの持論を繰り返した。
市債(借金)は返済しなければならないことについては全く触れない。多額の市債を発行し、その償還のための公債費が年々膨らみ財政を圧迫することについて河村市長はどう考えているのろうか。まさか借りっぱなしで返さなくても良いと思っているわけでもあるまい。それにしても「銀行には金が余っている」と繰り返すのにみで、将来の負担を心配する気持ちが全く感じられない。