山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

山形市手をつなぐ育成会会報から

2015年07月06日 | 権利擁護
山形市手をつなぐ育成会より会報が届きました。

山形市育成会会報1  山形市育成会会報2 ←クリックで拡大

その中には、6月11日に行われた地域活性化事業の研修会
「きょうだいと親のコミュニケーション学習会&おしゃべり相談会」に
参加して下さった会員さんからの記事も掲載されています。
研修会に参加した感想がありました。(好評で良かったです!)

研修会当日の写真



それから、伊豆田会長の手記や手をつなぐサロンの両方に
メディアの報道や、機関紙「手をつなぐ」にも取り上げられた
千葉県袖ケ浦の養育園と、山口県下関の大藤園の虐待事件について書かれておりました。

この報道は、私たちのような親たちにとってはスルー出来ない事件になります。
このような事件が幾度となく報道されるたびに親たちは胸を締め付けらる思いになります。
この逮捕された職員たちも最初から虐待をしようとこの世界を選んだのではないことは
私たち親も充分にわかっています。
障がいのある人の生きづらさを理解し、社会の中の一人として生きていけるように
支援したいとの思いがあって、この大変な福祉の世界に入ってくれたのだと思います。

このような残念な事件を引き起こさないためにはどうすればいいのか、
全国手をつなぐ育成会連合会では「虐待を生む要因である閉鎖性を解消し、
風通しのよさを保つためには家族などが定期的に訪問することが有効です」
と提言しています。
伊豆田会長や手をつなぐサロンに参加した親たちも真剣に考えたようです。

他施設(事業所)どうしの職員交流等も有効なのでは?という意見に
賛同の声が相次いだそうです。
他の事業所の良いところを吸収し、疑問に思うところは是正するなど、
常に研鑽していく姿勢が必要ではないかとの事です。

また、職員の方々にやりがいを持って関わってもらうためにも
子どもたちの成長と幸せを職員のみなさんと一緒に願う保護者側の姿勢も
大切なのではないかという意見も出たそうです。


そして、虐待は施設でだけで起こっているだけではありません。
家庭の中でも、社会に出たらこれでは通用しない、
もっとちゃんとさせなくちゃ!というように
これはしつけなんだ、と自分に言い聞かせ、徐々にしつけと虐待を
履き違えてしまい、わが子を苦しめてしまう親もいるようです。

障がいのある本人にとってはどちらにしても辛いことではないでしょうか。
このような事にならないためにも、親も事業所の職員さんもいまいちど
冷静に自分の足元から見なおしてみるということが必要なのかもしれません。


ご訪問ありがとうございます(F)


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