定期点検整備のこと その1(OBD点検)
車両法では、自動車の種別に応じて、日常点検および定期点検(車検と云われるものも含む)を行わなければならない。ここで注意しなければならないのは、「使用者は」となっていることである。クルマの法制に不理解な方は、車両の点検は、自動車整備士や整備工場しかできないと思っている方がいたら、それは間違いなのだ。本末尾の根拠法を確認されたし。
なお、定期点検を行った . . . 本文を読む
テスラモデル3・中国でのオートパイロット事故がYoutubeで公開
つい先ほど(2/20)Net報で見た、テスラのオートパイロット作動中の事故だ。動画は下記リンクのYoutubeで公開されているが、森の中を走る幅4m程の右カーブの道路(たぶん一方通行)で、道路外側の立木に衝突してしまっている。
なお、オートパイロットはイコール自動運転ではない。つまり、テスラのオートパイロットと称するもの( . . . 本文を読む
最近のテスラリコール2件
最近Net報でテスラ関係の2件のリコールが報じられているが、日本の国交省からは公示されていない。
この報じられたリコールは、以下の2つだ。
①FSD(フル・セルフ・ドライビング)という自動運転を可能とするソフトの機能停止。
②シートベルトの未装着を警告しない場合がある。
ただし、国交省のリコールでは公示されておらず、日本には対象車がないと考えて良いのだろうか?
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サイドインパクト・ポール衝突の破壊力と致死率
乗用車を前提として様々な衝突形態があるのだが、その車体の変形性とか致死率の高い事故形態に、サイドインパクト。ポール衝突に類する事故があるだろう。
つまり、この事故は、4輪ドリフト状態などで、高速度で車体が横すべりしつつ、その車体の重心点付近を電柱などのポール物に衝突させる事故となる。この場合、衝突が車体心央近いので、衝突の際に運動エネルギーが車体 . . . 本文を読む
長野市の不審自動車販売店
従前(1/14)記した、長野市の不審自動車販売店「デュナミスレーシング」だが、続報記事があり、被害増額4億円にもなるのではないかという。
この事件だが、個人被害車の多さもあるのだろうが、そういう一般ユーザーだけでなく、ディーラーも大口で引っ掛かってる間抜けなところがあるんじゃなのかと思える。また、外注作業を請け負っていた、自動車板金業とかコーティング施工業社でも大き . . . 本文を読む
テスラは一体何台日本に輸入されているのか?
クルマ関係ではテスラの話題が多いが、正直テスラが世に出てマトモな量販車を作り出したのは、今から5年程前だろう。それも当初は、モデルSという高級グレードしかなく、その生産台数もたかが知れたものだったと思える。それが、2年ほど前にモデル3というのが米フリーモントの工場で、四苦八苦の後、1年遅れ程で量産ラインが軌道に乗り、今や中国・香港工場まで作り量産しだし . . . 本文を読む
ポルシェ、ベントレーなど4千台を積んだ自動車運搬船が火災
つい先程Netニュースで流された情報で、ドイツから米国にポルシェやベントレー(どちらもVWグループ)など4千台を乗せた自動車運搬船が火災で、乗り組み員は全員救助されたという。
しかし、船の状況は不明ながら、新車のリチウムイオン電池から出火したということが記してあり、やれやれの感を持つところだ。
船は商船三井製だというが、当然船舶保 . . . 本文を読む
犠牲者があって法令が厳罰化する
熱海の違法盛り土だが、盛り土の規制を強化する厳罰化法案が閣議決定し国会で審議される方向であるとの報が伝えられている。
一方、別の報では、元々の土地所有者であった、小田原の「天野氏」が独自に、自らも調査を始めており、現在行われている熱海市の百条委員会での証人喚問も要請があれば出て説明責任を果たすと述べているという。
これらについて思うのだが、事故や災害がでれ . . . 本文を読む
スープラ DB の研究 その2
スープラ研究その2として、エンジン内部などの旧来の常識を変える機構を記そうと思っていたが、このクルマBMWと一緒に昨年8月にリコール対策が行われいることを知ったので、このことから知る、このエンジンの新たなメカニカルの特徴点などを記してみたい。
このリコール内容は、エンジンがスイッチ操作の仕方で逆回転する場合があり、その時バキュームポンプが損傷の恐れがあるとの内 . . . 本文を読む
スープラ DB の研究 その1
この都度、スープラDB型の整備マニュアルを見たので、その知識などを含めて、多分数回になると思うスープラ研究との表題で記してみたい。
トヨタでは2002年に生産終了したスープラ(A80系)から17年を経て、新スープラ(DB系)は販売されている。ただし、このスープラは、一応共同開発という名目だが、基本はBMW・Z4の新型(G29)のクーペ版と云って良いと云うのが真 . . . 本文を読む
テスラの車体生産における思想
このブログを最近見たのだが、テスラに関する知らない情報が結構載っており興味深い内容だ。
その様な中、テスラは単にEV化、自動運転だけを目指しているのではなく、クルマ作りの革新を目指していると云うことが理解される。つまり端的に示せば、大規模アルミダイキャストの大型成型品によるパーツ点数の削減の様だ。
アルミダイカストは、現状でもエンジンブロックだとか、TMケース . . . 本文を読む
韓国・公取委のテスラ疑義報
公取委と云っても、日本でなく韓国のものだが、以下に転載する通りで、テスラのバッテリー性能が低下することを隠していると、制裁金を課す予定だという。
しかし、テスラという前提を除いても、EV車のウィークポイントとして冷温時の性能低下は避けようがない特性があると云うことだろう。雪中大渋滞に巻き込まれた場合の生存性、しかも救援に来てくれても、ポリタンクで簡単な燃料継ぎ足し . . . 本文を読む
また、不正車検で逮捕の報・関連して思うところ
昨日、警視庁と千葉県警が不正車検で、民間車検整備工場の整備工場主を収賄で逮捕した事件のことを記したが、滋賀県警でも同様に大型ダンプ絡みの不正車検で逮捕の記事が報じられている。
昨年の一連のトヨタの不正車検依頼、不正車検の報道が増加したと感じるが、そもそも論だが、保安基準に通らない様なダンプの運行を、交通警察と地方運輸支局で合同で、取り締まることが . . . 本文を読む
この写真ダンプが車検に合格?
つい先日の報だが、写真の通称デコトラだが、大型ダンプカーだ。一見してこれがダンプかと訝る位のデコレーションがなされているが、これだけのベッセル(ダンプ荷台)の深さだと、通常の土砂などを積むダンプとしては認められず、それより比重の軽い建設ガラなどの産業廃棄物運搬用として登録しているのだろう。報の説明では、運転席ガラスのフィルムやホイールの飾り(回転部分の突起物は保安基 . . . 本文を読む
マレリ(旧カルソニックカンセイ)が金融支援を要請
旧日産グループだったカルソニックカンセイが、日産の株式売却でファンド会社資本になり、その後に伊マレリを吸収して新生「マレリ」となったが、コロナ病変影響などもあり、前年より20%弱売上が落ち込んでいるという。そんな中、直ちに危機というまでは行かないが、取引金融機関に支援を要請していると云う。
報によると、「裁判外紛争解決手続き(事業再生ADR) . . . 本文を読む