私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

エンジンルーム考(再録)

2018-01-12 | 車両修理関連
 これまた過去に何度か記しているエンジンを覆う無粋なカバーのことを再録してみる。  エンジンルームを覆い隠すカバーのことだが、この状態は今や世界中のクルマで一般化したといえるもので、過去の意見でも述べているところだ。アナログ旧車ではエンジンなどメカニズムが露出しており、特にヘッドカバーなどの造形は、パワーと走りを予感させるが如く、メカニズムとしても美しく造形されていた。ところが、昨今のクルマは、 . . . 本文を読む

新型NSX評のそれぞれ(再録)  2017-01-11

2018-01-12 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 「アナログだ!」の記事で、またまた最新デジタルクルマの記事を記してしまう。またまた中傷入れる方(奴)が居るかもしれないが、アナログクルマ大好き人間の評としてお許し戴きたい。  初代NSX、1990年の登場時、購入できないまでも、クルマ好きとして、大いなる感心と興奮を感じたものだ。ところが、今度の新型に、それはまったくない。というより、何故アメリカで開発し、アメリカで作るんだと云うのが第一の感想 . . . 本文を読む

カーコーティングの疑念

2018-01-10 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 昨年記したカーコーティングへの疑念についての記事だが、若干内容を見直し再掲してみたい。  新車ディーラーで納車前に行われたり、使用過程車でワックス掛けが面倒等として施工されることが多いカーコーティングだが、効能通り長期間の有効性があるのかということになると、ちょっと疑念を持つ場合が多いのだ。  但し、カーコーティングのすべてを否定しようという思いはない。通常のワックス皮膜に比べれば、より長期 . . . 本文を読む

平板ガラスかつ急傾斜ウインドウ・・・良いことあるのか?

2018-01-09 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 昨年記した記事だが、昨今多いデザインだが、その広角視界の悪さ、雨天での水膜贈による透視度の低下、表面反射が生じ易く同じく透視度を失い易い等など、良いことあるのか? と考えている。スーパーカーならともかく、こういうデザインを一般向けにデザインするデザイナーの良識を疑うのだが。何故、そういう意見が出ないのだろうと、常々思うのだが、そんな風に思うのは私だけなのか? 平板ガラス多用の理由は? . . . 本文を読む

伊豆・天城トンネルの記憶

2018-01-06 | 沼津そして伊豆周辺
 過去に何度か触れてきた、(旧)天城トンネルのことについて、改めて記してみたい。(旧)天城トンネル(天城隧道)は明治38年(1905年)に完成したというから113年も前となる。国の重要文化財に指定されているが、現在でも何ら許可等なくクルマが通行することができる。数年前に通過し、その直後に記したブログ文(2つ)を再掲してみる。 ■100年前の旧天城トンネルのこと 2015-12-27 記述  今朝 . . . 本文を読む

排気ガス規制と浄化システムについて

2018-01-03 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 モーターリゼーションたるクルマの普及と共に、その排出ガスが及ぼす公害に対する規制が各国において規制を高める動きを高めてきた。そのトップが米国のマスキー法(1970年)だったろう。既に北米への輸出が一定立ち上がっていた日本も、その対応に苦慮していた。そこでホンダが層状燃焼システム(CVCC)を採用し、エンジン本体のみの後処理装置なしで規制をクリアーした。引き続き、日本でも50年、51年、53年度順 . . . 本文を読む

MIDカーのこと 2016-12-31 記述再録

2018-01-02 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 MID(ミドシップ)カーとは、前後の車軸間にエンジンを配置したクルマのことで、通常は運転席背後と後車軸の間にエンジンが搭載されたものを指す。BMWの各種などFRでも、エンジンをなるべく後退させつつ、フロントミッドシップを名乗るクルマもある。しかし、これらは前後軸の重量配分がイーブンであるに過ぎず、真のMID配置とは言い難い。真のMID配置(つまり運転席と後車軸間へのエンジン配置)では、前後軸の重 . . . 本文を読む