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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

民主主義というものの危機

2019-08-18 | コラム
 Youtube にて時流に乗ったN国党立花党首が「アンケートにご協力下さい。【既得権益者をぶっ壊す!に】賛成?反対?これがNHKから国民を守る党がやりたい直接民主主義です。」との表題で話しているが、一言意見を書き留めたい。

 愚人も現在のNHKは大嫌いだし、その価値を評価しないし、ぶっ潰れることを願うのだが、今回の立花氏の論調には素直に受け入れられない要素を多分に含んでいると感じる。

 つまり、アンケートにご協力下さい。アンケートにご協力下さい。【既得権益者をぶっ壊す!に】賛成?反対?という、デジタルじゃないけど、YES、NOの数だけでものごとを決しようとする思考は、非常に危険を孕むことを意識せねばならないということだ。

 同動画については、以下のコメントを付した。
 民主主義における多数決が正義という問題は、様々な識者が問題視している。だから、立花氏が云う「原発再稼働賛成者が多数だから再稼働して当たり前」という発言には強い異論を表明したい。そもそも、皮肉屋の西部邁翁など「ものごとの評価は、おおむね少数派の意見が正しい」とすら云っているのである。つまり、現行与党ももそうだが、人、もの、金、様々な偏向バイアスを使って、賛成派もしくは与党を作っているんであって、そのことを意識せねばならないだろう。

アンケートにご協力下さい。【既得権益者をぶっ壊す!に】賛成?反対?これがNHKから国民を守る党がやりたい直接民主主義です。
https://www.youtube.com/watch?v=QrpQ_JIo_l0

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