私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

この国の税制を呪う

2018-05-11 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 GWが過ぎると、だいたい自動車税の請求書が配送されるのは例年のことだ。私みたいに古いクルマの方が魅力あると感じている者にとっては、その額が本則より上がっていることに怒らずにいられない。また、自動車整備業では、重量税の徴収納付を無料サービスで押し付けられている訳だが、同じく古いクルマでの増税に疑問を持つ方も多いだろう。

 この13年もしくは18年経過車の増税は、省資源のためだと綺麗事で理由付けなされている訳だが、多くの国民が納得感がないものだと異論を唱えている。一部の政治家も不公平な税制だと声を上げているが、まだまだ主権者の考えを動かすには、到底至らないのが現実の姿だ。

 考えて見れば、私みたいに古いクルマの方が魅力あるから乗っているという者より、金がないから古いクルマに乗らざるを得ないという方の方が圧倒的に多いだろうということが想像できる。となると、この増税は、新車なり新しいクルマに買い替えられる金持ち優遇で、古いクルマに乗り続ける貧乏人に増税を強いる悪税だとしか思えない。

 何度か過去の話にも上げた武田邦彦氏の話だが、今回記したのとは別だが、FCVだとかEVそしてHVなどの軽減税率に話に関して、金がある者が税金課税の仕組みを利用して、節税したり無駄遣い(たかる)することをタックスイーターだと非難しているが、正にその通りだと思うところだ。

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