安倍内閣の支持率は？

　安倍内閣の支持率について、世間がかまびすくなっている。
　そりゃそうだろう、病変への対応の後手後手の対応、桜疑惑に、黒川常習賭け麻雀で本来なら咎人として有罪になっても不思議はないのに極めて軽度な譴責（注意）だけで済まし、河井夫婦の選挙絡みで15千万円と破格の選挙応援資金を提供し、還流疑惑も生んでいる。まだまだ、疑惑や不手際は書き切れない程ある。それに対して、安倍は「責任を痛感し対処する」などと云うが、言葉だけで責任を感じているなら取るであろう行動はなんらない。これだけ、言葉と行動が不一致の政治家は、現都知事で次期にも出馬している小池と相等しい。

　この安倍内閣支持率について、大手メディアは36％だなどと報じているが、ウソ云うな、数字を操作しているだろうと疑われても当然だ。政治家や官僚、そして評論家（特に経済）、学者もそうだが、今ほど信用をなくした職種はないだろう。中には、マジメに仕事をしている方もいるから、総てがという訳には行かないが、少なくともメインストリームメディア（ＴＶや新聞）に名前が出る者に、到底信頼感を持つ者は皆無だ。

　安倍内閣の支持率もしくは安倍本人の支持率は、一部の地方メディアが20％以下だと報じているが、これでも高すぎるのではないだろうか。支持するのは、安倍の周辺の者と既得権を持つ、大資本家とその談合組織たる経団連ぐらいのものだろう。安倍に無関係な一般大衆を対象に集計すれば、10％以下で、直ぐにでも辞めてもらいたいという疎む意見が大勢を占めることだろう。