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伊豆箱根バスでマスク拒否乗客を降ろして行政処分に違和感

2022-09-02 | 事故と事件
伊豆箱根バスでマスク拒否乗客を降ろして行政処分に違和感
 私の地元を走る伊豆箱根交通の路線バスだが、マスクをしない乗客を(説明説得の上で従わなかった故だろうが)降車させたことを持って、バスの運行を一部停止させる行政相伴を行ったと云う報を見た。これを見て、極めて違和感を持った。そこで、静岡運輸支局に電話を入れ、なんでこれで行政処分なのだと質した。

 その運輸支局側の云い分として、2つの理由があり、➀は公共交通機関は乗車拒否などできない規則があること、②降車させるについてバス停でない場所で降車させたことがあったと述べている。

 当件だが、私と同じ様に違和感を持った者は多い様で、かなり多く問い合わせの電話が入っている様子だ。私としては、例え法令はそうでも、現在のコロナ病変下という実情を鑑みるに、こんな理由で行政処分するのは、役人の権力の乱用に等しいものであろうと述べた。こんな法令を縦に取られ行政処分されたら、バス運転手やバス会社はやってられないという思いを持つ。それが当初感じた違和感そのもので、小役人の権力乱用を正して欲しいと述べたところだ。

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マスク拒否の乗客を路上で降ろす バス会社に行政処分 全国初
毎日新聞 9/2(金) 16:41配信
ソースURL:https://news.yahoo.co.jp/articles/907426350765f9fe7ba2ab93ea731d53d916f133
 マスクを着用していない乗客を降車させたとして、国土交通省中部運輸局は1日、伊豆箱根バス(静岡県三島市)に対し、道路運送法に基づきバス2台を計50日間(各25日間)の使用停止にする行政処分を行った。運輸局によると、マスク着用を巡って乗り合いバス事業者がこうした処分を受けるのは全国初という。

 運輸局などによると、4月7日、同県伊豆の国市を走行中の路線バスに、マスクをしていない女性客が乗車。男性運転手(66)は車内放送で着用を求めたが応じなかったため、バス停ではない路上で停車し、女性客を降車させたという。

 女性客から苦情があり、運輸局が監査を実施。正当な理由なく乗車の継続を拒否した▽バス停以外の場所で降車させた▽車内でマスク着用を巡るトラブルが発生した場合の対応について、運転手に適切な指導を行っていなかった――ことを確認し、法令違反に当たると判断したという。

 道路運送法は、客が泥酔していたり、運転手に暴力を振るったりする場合などを除き乗車を拒めないと定めているが、マスクに関する規定はない。

 伊豆箱根バスによると、運転手は聞き取りに「病院から乗ってきた人もいたので、乗客の迷惑になると思った」などと説明した。同社は「乗客を降車させる行為は不適切だった。マスクの着用はお願いベースで継続していく」とコメント。運輸局は、女性客がマスクの着用を拒否した理由について「把握していない」としている。


#これで行政処分は余りに時代にそぐわない #小役人の役人根性


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