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クルマ系論評記事のイイカゲンさ

2022-02-23 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
クルマ系論評記事のイイカゲンさ
 今の世の中、マスゴミほどウソ八百を並べ建てる業種はないと思えている。このことは、明治時代まで、現在の弁護士が代言人と云われていた時代に、「三百代言」と云われ、如何に代言人の言葉が嘘八百だったかを表しているのだが、戦後、自治権を持ち世間的には高い地位を持つと思われがちな弁護士だが、すべてとは思ってもおらず、中には希に強い倫理や正義感を持つ弁護士も存在するのだが、多くは三百台言と云われた時代と大差ない弁護士の方が多いのではないだろうかと思えている。

 ところが、現在のマスゴミは、この三百台言をさらに強力にした六百代言と云えるもので、マトモに聞くととんでもない、ある権力者に忖度もしくはバイアスされた言説を語るものだ。これはマスゴミだけでなく、有名大学の学者や、モータージャーナリストと云われる者にも多く、筆者など多少はクルマの世界を知った者なら、笑うしかない様な記事を平気で並べ立てるのだから、腹立たしくも感じるところだ。

 さて、以下のベストカーWebの入江とかいう某の記した文章だが、余りのデタラメ不適当さに呆れて、以下のヤフコメを記した

 この論者は塗装に知識がまるで欠落していると断ずる。
色褪せと命題しているが、塗装表面の耐性を考える場合以下の2つの要素を考慮する必用がある。

①塗料の色を表す塗料中に含まれる顔料の退色の問題。
②最終的に塗膜の最上位にコートされているクリアコートの耐性の問題。

①については、赤や黒と記してあるが、赤は該当するが、専門的に云えば鮮やかな色彩を持つ赤、黄、緑などの原色に近い有機顔料といわれるものが、耐紫外線の暴露での退色に弱いことが知見されている。

②クリアーの耐性(劣化)だが、これはヘッドライトの曇りも同じ原理なのだが、やはり紫外線により樹脂が表面から白化(チョーキング)と云われる樹脂結合が分解してしまうものだ。だから、クリアーの劣化については、色に関係はない。

 こういう記事は、最低でもこの程度の知識を持ってから記してもらいたいものだ。

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クルマは見た目が10割!? 長く乗るなら知っておきたい! 色褪せの原因と防ぎ方
ベストカーWeb 2/23(水) 11:45配信 文/入江凱


 常に風雨にさらされている塗装面はエンジンや足回りなどよりもずっと劣化しやすい。特に、塗装面が劣化して色褪せしたクルマは見た目が悪いだけではなく、下取り価格も大幅ダウンしてしまう……。とにかく、色褪せは最小限にとどめたいところだ。

 そこで今回は、色褪せを食い止めるうえで知っておきたい基礎知識と、メンテナンス法をご紹介しよう。

クリア層へのダメージが色褪せの原因
塗装の劣化が進行すれば、単に見栄えの問題だけでなく素地となるフレームやボディ本体にまでダメージが及ぶ可能性がある

 クルマの塗装に悪影響を与えるのは、酸性雨に太陽光(紫外線)、雪、鳥の糞や塩分を含んだ水などさまざま。そして、各メーカーともどんな過酷な環境下でも鮮やかなカラーが長持ちするような工夫を施している。

 一般的にクルマには、素地となる金属面の上に、1.防錆効果のある下塗り、2.発色を良くし、耐衝撃性を持つ中塗り、3.色みを付ける上塗り(ベースコート)、4.光沢感や艶を与え、外部の環境から塗装を保護するクリア層という順で塗装が施されている。

 色褪せは、表層部にあたるクリア層の劣化が原因だ。クリア層が紫外線などにさらされることで、色がくすんだり、白ボケしたようになり、最終的にはクリア層は剥がれてしまう。すると、無防備な上塗り以下の深層にまでダメージが広がり、色褪せへとつながっていく。素地が見えるレベルの重度な塗装の剥がれや大規模な色褪せになると、再塗装や補修が必要となるため、費用も高額になってしまう。

色褪せしやすいカラーは、黒系と赤系の色!
4代目プリウスには温度が上昇しにくく、くすみや色褪せしづらいという世界初の遮熱機能を持つサーモテクトライムグリーンというカラーが用意されたが、現在はラインナップから外れてしまった

 塗料の進化、塗装技術の向上によって年々色褪せは起きにくくなっているものの、それでも色褪せが発生しやすいと言われているカラーがある。それが黒と赤の系統だ。どちらの色も塗装に対して大きなダメージを与える紫外線の吸収率が高いためだ。

 特に黒系の色は太陽光を吸収しやすいため塗装の表面温度の上昇が他の色よりも顕著となってしまう。急激な温度変化も塗装に悪影響を与えてる大きな原因となる。また、塗装表面の温度が高くなると塗装表面の汚れと塗装面との化学反応が激しくなるため、劣化を進行させてしまうのだ。

 もうひとつの赤系の色は、色を構成する化合物の結合が弱いものが多いうえに、紫外線を吸収しやすいため、最も色褪せしやすい色とされている。本来真っ赤な郵便配達の車両が、色褪せして白っぽくなってしまっているのを見かけた記憶がある人も多いだろう。

以下、下らないので省略

#嘘付きモータージャナリスト


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