私の思いと技術的覚え書き

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R53フロントエキパイ折損修理

2016-04-13 | BMWミニ
 エンジン始動した瞬間、バリバリともろに排気漏れしている状態です。後方マフラー部ではなく、どうやら前部のエキパイ付近の様ですが、このクルマ(R53)は後方排気で、EXマニホールドから触媒までの間が結構長く、見え辛いこともあり、原因の特定は後回しとしました。何れにしても蛇腹部(外観ステンメッシュ)だと、溶接するにしても困難だし、困ったことになるだろうと思った次第です。

 いよいよ、フロントエキパイの取り外しに掛かります。触媒直後のフランジ接合部を外した段階で、折損部は判明しました。心配した蛇腹部ではなく、No1の触媒直後で全周が断裂を生じていました。エンジンルーム側からマニホールド取り付けボルトを外し、後方へ抜き出します。フロントエキパイが短くなっている分だけ、比較的楽に抜き出すことが出来ました。しかし、取り付けるときは苦労しました。スタビライザーとか、パワステホースにマニホールドが引っ掛かってしまい前方まで挿入が困難です。結局、MTのシフトワイヤーを2本切り離し、横へ除けることでなんとか挿入に成功しました。

 溶接修理は、知り合いの板金屋さんへ持ち込んで行いました。見掛けはいいから、十分溶け込ませてよというのが当方の言です。

 しかし、なんでフロントエキパイのこんな部位に折損が生じたのか不思議です。このクルマ、センターマフラーから左右リヤマフラーが柿本のEinsatzという社外ステンマフラーが装着されています。そんな関係で、フロントパイプに無理な応力が働いた結果なのかもしれません。



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