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野田聖子幹事長代行の夫は元暴力団員

2021-09-09 | 事故と事件
野田聖子幹事長代行の夫は元暴力団員
 文春オンラインの転載だが、自民・野田聖子の夫は、元ヤクザであると2018年8月に報じた。その後、夫は元暴力団員だった事実はないなどとして、東京地方裁判所に発行元の文藝春秋を提訴。今年3月、東京地裁は、元暴力団員だった点について、真実相当性があるとする判決を下している。文信氏はこれを不服として控訴、文藝春秋も判決の一部を不服として控訴しているという。

 しかし、文春側では、警察庁の「暴力団個人ファイル」に示される夫のデータを開示している。文信氏の経歴について、以下のように記載されている。

 <氏名 木村文信><登録責任府県 京都><個人種別 暴力団>

 木村は、文信氏の旧姓だ。会津小鉄会は京都市左京区に本部を置いている。さらに、生年月日や本籍地、住所、電話番号などの個人情報が続く。そして、最後にこう記載されているのだ。

 <元会津小鉄会昌山組幹事。昌山組組織消滅。>

 ここまで、明白な証拠を提示されれば、夫のヤクザではなかったは通るものではないだろう。


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野田聖子幹事長代行の夫は元暴力団員 「警察庁文書」に記載
週刊文春 2021年9月16日号
 自民党総裁選への出馬に意欲を見せる野田聖子・幹事長代行(61)。その野田氏の夫・文信氏(54)は、元暴力団員だったことを一貫して否定してきたが、警察庁のデータベース上に過去に暴力団に所属していたと記録されていることが、「週刊文春」の取材でわかった。「暴力団個人ファイル」と題された文書を入手した。

 「週刊文春」2018年8月2日号では、文信氏が「会津小鉄会」傘下の「昌山組」に所属する元暴力団員だったことなどを報じた。文信氏は元暴力団員だった事実はないなどとして、東京地方裁判所に発行元の文藝春秋を提訴。今年3月、東京地裁は、元暴力団員だった点について、真実相当性があるとする判決を下している。文信氏はこれを不服として控訴、文藝春秋も判決の一部を不服として控訴している。

 今回の出馬にあたっても、野田氏は文信氏に相談していたことを、「AERA」9月13日号のインタビューで明かしている。

 〈改めて「家族に負担をかけることになるな」と思い、夫に「立候補していい?」と聞いた。夫は何の躊躇も無く「もちろん!」と答えてくれました。その言葉を聞いて、必ずやり遂げるぞとの思いが強まりました〉

 一方、1992年に暴力団対策法が施行されて以降、厳罰化の方向で改正が重ねられてきた。2011年には全都道府県で暴力団排除条例が定められ、暴力団と頻繁に交際を行う密接交際者も取り締まりの対象となっている。

 そうした中、暴力団への所属の有無が直接的に確認できるデータベースが、警察庁の「暴力団個人ファイル」だ。文信氏の経歴について、以下のように記載されている。

 <氏名 木村文信><登録責任府県 京都><個人種別 暴力団>

 木村は、文信氏の旧姓だ。会津小鉄会は京都市左京区に本部を置いている。さらに、生年月日や本籍地、住所、電話番号などの個人情報が続く。そして、最後にこう記載されているのだ。

 <元会津小鉄会昌山組幹事。昌山組組織消滅。>

 昌山組の元組長によれば、「木村の最初の肩書は『幹事』だった」。昌山組は1999年に組内部の人間関係を巡る殺人事件が発生し、2000年3月に解散。それ以前に、文信氏も組を抜けたという。

「夫を信じております」
 野田氏に警察庁内で文信氏が元暴力団員であるという情報が共有されていることなどについて、見解を尋ねたところ、以下のように回答した。

「引き続き夫を信じております」

 森友問題における安倍昭恵夫人の例からも明らかなように、最高権力者の配偶者は国政に大きな影響を与え得る立場だ。他方で、元暴力団員などへの厳しい監視は、野田氏ら国会議員が可決した暴力団対策法に基づき、政府が強く推し進めてきた。野田氏の夫である文信氏は、一貫して元暴力団員だったことを否定しているが、こうした政府内の文書の存在を踏まえて、次期首相を目指す野田氏が夫とどう向き合い、国民に対して説明するのか、注目される。また、野田氏が総理になった場合、こうした夫の情報がどのように取り扱われるのか、注視する必要がある。


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