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産業事故は続く・国道1号静清バイパス工事で落下死傷事故

2023-07-06 | 事故と事件
産業事故は続く・国道1号静清バイパス工事で落下死傷事故
 今朝(6/6)未明(AM3頃)の事故だというが、国道1号清水区尾羽の工事現場で落下する様な音が聞こえ110番通報があったという。

 長さ50mの橋梁の落下事故があり、少なくとも7名の作業者が搬送され、内2名が心肺停止、2名が重傷だという。

 こういう大型橋梁の工事に関わる事故だが過去から各地で起きているのだが、一番記憶に残るのは、1991年3月14日の広島新交通システム工事現場で生じた橋桁落下事故だろう。道路中央部に橋柱を立て、その上に橋桁を掛ける工事中にマトモに道路上に落下させたもので、多数のクルマを下敷にして、14名の死亡者を生み出したというものだ。押し潰された車は、およそ30cmの厚みにまで圧損され、そこから血が流れ出している顔図が報道されたという凄惨なものだった。

広島新交通システム橋桁落下事故
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E6%96%B0%E4%BA%A4%E9%80%9A%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E6%A9%8B%E6%A1%81%E8%90%BD%E4%B8%8B%E4%BA%8B%E6%95%85

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静岡の国道1号バイパスで50mの橋げた落下、2人が心肺停止…未明の工事で20人が作業
読売新聞オンライン 7/6(木) 7:06配信
 6日午前3時10分頃、静岡市清水区尾羽の国道1号線「静清バイパス」の工事現場で、「鉄骨が落下したようで、大きな音がした」と通行人から110番があった。
 静岡県警清水署や消防によると、長さ約50メートル、幅約5メートルの橋げたが落下した。少なくとも男性作業員7人が搬送され、2人が心肺停止、2人が重傷だという。現場では当時、約20人が作業していた。


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