個人情報保護は公益に優先するのか？

　今次病変発生後、何人かの識者も述べているが、感染者や死亡者の名前はともかく、国籍、主な居住地など、個人情報保護のためと云うが、公表されないまま報告が続けられている不思議を思う。

　特に国籍情報は重要だと思う。一体、我が国で外国人の国籍を明らかにすることがなんで個人情報の保護を題目にするのか意味が判らない。うがった見方かも知れないが、中国など特定の国を露呈されることにより、ただ現状の売国奴的思考の権力者に忖度しているのかもしれぬと想像している。

　感染者や死亡者について、市町村単位での公表に留めていることも不思議だ。完全な所番地までとは思わないが、ある程度市町村下の字名を表示し、どの辺りの地区が危険性があるのかを知らせることは公益から許されると考えるのが当然ではないだろうか。

　今次病変（武漢肺炎）以前から、個人情報の名を借りて必要以上の情報制限を行い、公益に反する所業は時々気付かされてきた。そのことを今次病変では、強く感じさせるし、既存の大手メディアはそのことを権力者に訴える素振りもないのはどうしたことだろうか。彼ら（大手マスメディア）は、既に国民に必要ない存在であり、無価値のゴミ（偏向情報を流す意味でむしろ害毒）であると判断するしかない。