私の思いと技術的覚え書き

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トヨタ会長題として

2024-01-31 | 問題提起
トヨタ会長題として
 過去の日野やダイハツ、それて豊田織機でも、リコールの不適はあるが、認証基準までどびこえてエンジンやエアバッグ関連機器までが取ったばたと国交省の認証基準値い問題を生じる様になるとは、今や世界一のメーカーとして情けないというか、実に嘆かわしい。

 トヨタの佐藤社長は、記者会見で「弁明の余地がない行為。トヨタとのコミュニケーションが不足し、試験のプロセス、守るべき手順などの擦り合わせが十分に行われていなかったと陳謝した。」としているが、認証基準とは、その車時代がマスプロダクションに向けて発刊する行為である。

 この件ついて日経は「豊田織機、背景に『受託体質』」「上司に相談しても無駄」とのタイトルで、調査委員会の報告内容を取り上げて「開発遅れの懸念を上司に相談しても『何とかしろ』と言われる雰囲気があった」との声が記載され、不正の根本原因として「自ら問題を解決しようとしない企業体質」。さらに、「技術部長に相談しても無駄と半ば諦め、部長に報告しなかった」。「結局現場の管理職は仮定や推測を積み上げたデータを提出してしまった」とも伝えている。

 トヨタの豊田会長は「口癖の「もっといいクルマを作ろうよ」も “百日の説法屁一つ”となってしまっては嘆かわしい限りだ。」と一つの釈迦に節操なのだ。私にしてみれば、今官僚化とう統治機構が機器に際しているのは日本だが、この官僚化がおしなえて強いのはトヨタ関連企業なのだろう。

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嘆かわしいトヨタグループ、豊田自動織機でも不正拡大[新聞ウォッチ]
2024.01.31 09:14掲載 レスポンス

「数値データの正確性を軽視する風潮が社内にあり、管理職が不正行為を黙認・看過していた」。「トヨタの監督下で自動車エンジン開発を進めていたため、現場の課題を自主的に解決する力が弱い『受託体質』が染みついていた」。

豊田自動織機の一連の不正行為を調べていた外部の「特別調査委員会」が指摘した報告書の抜粋である。歴史の浅い新興企業ならともかく、トヨタ自動車の源流にあたり、しかもグループを代表するほどの中核企業での不正だけに、情けないというか、実に嘆かわしい。

トヨタ会長「私自身が責任者としてグループの変革をリードしていく」

◆弁明の余地がない行為
豊田自動織機では、昨年3月、フォークリフト用エンジンの性能試験でデータを差し替えるなどの不正行為を発表していたが、今回、特別調査委員会の調査でも、トヨタから一部開発を受託している自動車用ディーゼルエンジンの出力試験の不正が発覚したほか、フォークリフト用エンジンでも新たな機種で不正が判明した。

新たに不正があったことについて、豊田自動織機の伊藤浩一社長は記者会見で「弁明の余地がない行為。トヨタとのコミュニケーションが不足し、試験のプロセス、守るべき手順などの擦り合わせが十分に行われていなかった」と陳謝した。

きょうの各紙も、産経が1面トップで「トヨタ車エンジンも不正、『ランクル』出荷停止」との大見出しで報じたほか、2面の総合面には「豊田織機法規違反、トヨタ依存不正温床」。読売は1面に「トヨタ10車種出荷停止」としたほか、経済面に「トヨタG揺らぐ信頼」。朝日も「不正拡大問われるトヨタ流、ダイハツに続き織機も」。

◆上司に相談しても無駄
さらに、日経は「豊田織機、背景に『受託体質』」「上司に相談しても無駄」とのタイトルで、調査委員会の報告内容を取り上げて「開発遅れの懸念を上司に相談しても『何とかしろ』と言われる雰囲気があった」との声が記載され、不正の根本原因として「自ら問題を解決しようとしない企業体質」。さらに、「技術部長に相談しても無駄と半ば諦め、部長に報告しなかった」。「結局現場の管理職は仮定や推測を積み上げたデータを提出してしまった」とも伝えている。

日野自動車にダイハツ工業、系列ディーラーなどでも不正が相次いで発覚しており、トヨタグループ全体のガバナンス(企業統治)やコンプライアンス(法令順守)が問われている。そんな中、トヨタの豊田章男会長が、きょう1月30日に説明会を開き、グループの「ビジョン」を語るという。口癖の「もっといいクルマを作ろうよ」も “百日の説法屁一つ”となってしまっては嘆かわしい限りだ。


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