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【映画評】ブレードランナー

2019-10-22 | 論評、書評、映画評など
 映画ブレードランナー(1982年)の米国映画だが、正直云って映画作品として個人的な評価は低い。それは、ストーリーに面白みがないとか、ともかく引き込まれる魅力に乏しいからだろう。しかし、世の中には、このブレードランナーマニアというべき人々も存在する様だ。あくまでマイナーな存在だろうが・・・。

 ブレードランナーを個人的に評価するならば、未来映像の背景を示したシド・ミード(インダストリアルデザイナー)の世界と、その背景に完璧にマッチングしたヴァンゲリスの音楽、そして背景に平板でない奥行き感、つまりパースペクティブ感を生み出したリドリー・スコット監督のテクニカルな手法に尽きるのだろう。ストーリーや役者(好きな役者のハリソン・フォード)だが良い面が活かされているとは到底感じられない)に至っては、凡庸で記憶に残らない。

 このブレードランナーだが、2作目として「ブレードランナー2049(2017年)が作られているそうだが、まるで関心は薄い。Youtubeで予告編を見れるが、ハリソン・フォードは、ただ老いた爺いであり、ショーン・コネリーやクリント・イーストウッドと比ぶべきもない。


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