今日知ったのですが、12月15日にトヨタが世界初の市販燃料電池車(FCV)を発売開始したそうです。FCVの開発には、国内・国外ともに有力自動車メーカーが開発競争を行っていることが知られており、核となるFCスタックがキーポイントとなる様子は聞いておりましたが。市販車トップバッターは、ホンダかベンツ辺りと予想していましたが、やはHV(ハイブリッド車)で圧倒的に他社をリードし、そこからの知的蓄積の多いトヨタがFCV市販車一番乗りの要因となったと推察されます。
さて、トヨタの新型FCVですが、車名を「ミライ(MIRAI)」とし、燃料の水素を2つのタンクに700Mpaという高圧で充填すれば電池車とは比べものにならない650kmという航続距離を得ているといいます。但し、現時点で全国に水素供給できるステーションは僅か数件しかなく、この辺りは暫時増加していくのでしょうが当面のネックになりそうです。
MIRAIの価格は723万円程(税込)だそうですが、国の補助金が200万円も出るので実質520万円程と、市販車として予想したものより安く感じるものです。(それでも高価で買えませんが)年産ベースで700程度の様ですから、今即時注文しても2年程先の納期になるとのことです。
このMIRAIですが実物を見た訳でも乗った訳でもないですが、写真や諸元表等から感じられることを若干記してみます。
まず、スタイリングですが、個人的感想ですが、まったく貴賓というものが欠落したデザインだなぁというのが第一印象です。
全長×全幅×全高が4,890×1,815×1,535各mmと結構大柄で、車両重量1,850kgというのも随分と重いクルマだなぁと感じます。最小回転半径も5.7mとは、このクラスのクルマとしては小回りが効かないものと思えます。
車体の骨格(プラットフォーム)は、床下にFCスタックや高圧水素タンク2つを装着するため、従来車のものを流用はできないものの、フロアパネル以外の内板骨格はプリウスなどのFFベース車の骨格を流用しているものと想像されます。
何れにしても、現在のHV車はあくまでも過渡的な存在であり、最終的にはこのFCVに統合されて行くことになるのでしょう。そのトップバッターとして、エポックなクルマであることは確かでしょう。
追記
個人的には電気で、つまりモーターで走るクルマに魅力は感じられないと思ってしまいます。内燃機関の鼓動やエキゾーストノートがないからなのです。ただ、求めるのが静かさだけの方にはピッタリのクルマでしょう。
さて、トヨタの新型FCVですが、車名を「ミライ(MIRAI)」とし、燃料の水素を2つのタンクに700Mpaという高圧で充填すれば電池車とは比べものにならない650kmという航続距離を得ているといいます。但し、現時点で全国に水素供給できるステーションは僅か数件しかなく、この辺りは暫時増加していくのでしょうが当面のネックになりそうです。
MIRAIの価格は723万円程(税込)だそうですが、国の補助金が200万円も出るので実質520万円程と、市販車として予想したものより安く感じるものです。(それでも高価で買えませんが)年産ベースで700程度の様ですから、今即時注文しても2年程先の納期になるとのことです。
このMIRAIですが実物を見た訳でも乗った訳でもないですが、写真や諸元表等から感じられることを若干記してみます。
まず、スタイリングですが、個人的感想ですが、まったく貴賓というものが欠落したデザインだなぁというのが第一印象です。
全長×全幅×全高が4,890×1,815×1,535各mmと結構大柄で、車両重量1,850kgというのも随分と重いクルマだなぁと感じます。最小回転半径も5.7mとは、このクラスのクルマとしては小回りが効かないものと思えます。
車体の骨格(プラットフォーム)は、床下にFCスタックや高圧水素タンク2つを装着するため、従来車のものを流用はできないものの、フロアパネル以外の内板骨格はプリウスなどのFFベース車の骨格を流用しているものと想像されます。
何れにしても、現在のHV車はあくまでも過渡的な存在であり、最終的にはこのFCVに統合されて行くことになるのでしょう。そのトップバッターとして、エポックなクルマであることは確かでしょう。
追記
個人的には電気で、つまりモーターで走るクルマに魅力は感じられないと思ってしまいます。内燃機関の鼓動やエキゾーストノートがないからなのです。ただ、求めるのが静かさだけの方にはピッタリのクルマでしょう。