私の思いと技術的覚え書き

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低ダストディスクパット交換への意見

2020-06-05 | 車両修理関連
 近年でも輸入欧州車において、ディスクホイールの汚損に悩まされるとの思いの方は多い様で、低ダストパットに付け替えるという話題に接する機会が多い。これは、近年の景気は好転した訳ではないが、円高などによる新車の内外価格差が圧縮されたとか、比較的値頃な輸入中古車が増えたこともあり、あまりに個性のない国産車に飽き飽きし、輸入車に乗り換える方が増えていることに理由はあるのだろうと思える。

 そんなことで、何故欧州輸入車は何故ディスクホイールが汚れるのか、低ダストパットに付け替えた場合にデメリットはあるのかという話題を4年ほど前に記しているので再掲してみたい。

 なお、下記リンクの本文中でも触れてるが、低ダストパットに付け替えた場合でも、絶体制動性能(さほど高速からでない単発の制動能力に限り)が不足することはなく、車検などのブレーキテスターでの制動性能が不足することもない。しかし、運転者として感じいる制動制動(ペダル踏力に応じた減速感)は悪化することは確かだ。このデメリットを知った上で、低ダストパットを選択する様があろう。

 なお、国産車でも特別の高性能車とか、大型バストラの総輪ディスクは増えつつあるが、これも欧州輸入車と同様、ディスクパットとディスクプレートは、その程度は異なるものの、双方が摩耗することで、ブレーキフェード性能を向上させている思想を持つものだ。

なやましいブレーキダスト
2016-11-01 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/ee30108ac3f4650a1600462d9cbe4731

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