私の思いと技術的覚え書き

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車両火災が年間3600台が起きているという記事から

2023-03-24 | 事故と事件
車両火災が年間3600台が起きているという記事から
 以下のYahooニュースの記事だが、内容はリンクページで見てもらいたいが、年間3600件起きているという数字は、何処から導いたのか不明だが、私の推定ではこれ以上に多いと思っている。
 車両火災は古いクルマほど起きると安直に考えている一般人とか保険会社も一部にいる様だが、必ずしもそうとはいえないことをまずは強調して起きたい。車両保険が付帯されている場合、車両火災は支払いの対象になるのだが、中には新車購入から僅か1、2年で出火し、その原因もろくろく調べもしないで保険金を支払っている場合もある。こういう場合、新車保証5年以内であり、付け火とか人為的問題が見当たらないのであれば、まずは車両事態に内在する原因があるとして、車両メーカーに損害賠償請求を求める要があるだろう。それを調べメーカー責任がないことを立証する義務は、保障制度を明記しているメーカー事態にあるのだと認識しておく必用があるだろう。
 ところで、今年1/2発生の郡山4名焼死事故を覚えているだろう。既に先週初め福山地裁で1審結審し4/10に判決が下るという超即決裁判が行われている。この事故、燃料タンクが破壊され車両は炎に包まれ乗員は自力脱出および救出もできなかったと報じられている。
 私は、自動車事故を40年見つめて来ているが、この様な交差路事故で車両が横転などすることは珍しくもなく、希に衝突の車体変型で高温部から出火する事故もあるが、この場合、それ程一気に燃え上がることもなく焼死はありえないと知見している。しかし、この事故では、被害車両車両の左後側部に衝突を受け、大したボデー変形は生じていないが、車両の転覆は不思議でもないが、燃料タンクが破壊されたとなると、40年の経験の中でも知見し得ない事故だ。この車両(スズキワゴンR・4WD)には、燃料タンク防御という視点で、欠陥もしくは配慮の不足があり、メーカーに重大な責務が絡む事故の可能性を疑うところだ。

【参考記事】
1/2郡山4名死亡事故の件で監督官庁への意見
2023-01-27 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/46b03c16cdb417b7d89ef1df86eae556

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燃えるのはEVだけじゃない!! 国内で年間約3600台も炎上!? 車両火災が起こる原因が衝撃
ベストカーWEB 3/24(金) 10:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e98a84d6b10c587314c757b4b7d4e63bf5cc996


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