私の思いと技術的覚え書き

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年々低下するセダンの視界感・希に見るクルマ正常な論評

2023-02-24 | 問題提起
年々低下するセダンの視界感・希に見るクルマ正常な論評
 過去のブログ記事でも、カー雑誌とかいわゆるモータージャナリストの記した文章には、何時も異論を感じつつ否定して来た。ところが、この記事の意見は、正に私が過去から指摘して来た、セダンと云うか初心者が乗るべきクルマの視界感の悪化を指摘しているもので、極めてまっとうなものと感じる。

 カー雑誌などジャーナリズムには、章男現在会長が、テストドライバーを大事な者と評価しているとの記事があるが、ウソだと判断してきた。それは、この視界感の悪化に、真っ先に気づき、設計側にもの申さなければならない職種なのだが、トヨタのテストドライバーの地位や発言力が、如何に低く、その様な発言が封じられていることを示すものだと感じられることからだ。

 このある意味トヨタ新型車の否定記事は、大広告主たるトヨタを否定する記事として、それに抗してよくぞ正しく気した記事だと評価するものだ。

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新型プリウスは視界がイマイチ? 年々視界が悪化するセダン車に迫る
ベストカーWeb 2/24(金) 9:00配信
 かつてはファミリーカーの有力候補であったセダンも、SUVはミニバンにその座を奪われ、いまやスポーツモデル同様「趣味で乗るクルマ」になりつつある。実用性よりもデザイン性が重視され、それにともなって視界は悪化している!?
※本稿は2023年1月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/トヨタ、レクサス、ベストカー編集部 初出:『ベストカー』2023年2月10日号

■もはやセダンは「趣味のクルマ」!?個性重視で実用性は低下
 新型トヨタ プリウス。かつてのセダンの四角い面影はなく、スポーツモデルを思わせる低くシャープなシルエットとなっている。当然サイドウインドウの高さも絞られるため視界は悪化する
 かつてのセダンは実用車とされたが、今は車内の広さや快適性を重視するユーザーは、SUVやミニバンを選ぶ。したがってセダンの売れゆきは世界的に下がった。クラウンの国内登録台数も、2021年は1990年の約10%だ。
 そこで個性派セダンに発展した。今のセダンには内外装のカッコよさや上質感が重視され、運転のしやすさや後席の居住性は、以前に比べて悪化している。
●トヨタ プリウス/視界悪度★★★★☆
 その典型が新型プリウスだ(正確にはハッチバックだがここではセダンに分類)。全高は先代型に比べて40mm低く、着座位置も下がったから、サイドウィンドウの下端が高く感じる。車内に潜り込んだ感覚がある。
 サイドウィンドウの下端は、先代型以上に後ろ側に向けて持ち上げられ、斜め後方の視界も今ひとつだ。後席に座った乗員も周囲が見にくく、閉鎖感が先代型よりも強まった。
●レクサス LS/視界悪度★★★☆☆
 レクサス LSもリア側のピラーが太い。全幅も1900mmに達するから左側の死角も大きく、縦列駐車は難しい。


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