私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

走り廻る三連休

2015-07-21 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 この三連休、伊豆の下田、修善寺、熱海、静岡、富士宮、御殿場、そして浜松各所と、静岡県内を走り廻りました。(当然仕事です。)延べ走行は2千キロを上回るでしょう。しかも、クルマもそれぞれ異なります。軽バンから、積載車、2トンクラスのアルミバン、86、マークXと多彩です。しかし、大して景気も良くないというのに、行楽ラッシュで渋滞も多く、回避路の思案をしつつ走りましたが、余分に時間を要したのには疲れました。

 そんな中、感じたことを幾つか、若干記してみます。

 まず、走行速度に関連したことですが、私は飛ばし屋ほどでないにしても、それなりの幅員を持った幹線路で安全だと判断すれば、制限速度に関わらず危険を感じない速度で走ります。(当然、周辺の取締を警戒した上でです)しかし、減速なんか必用ない緩いカーブで、いちいちカーブの都度ブレーキを踏む前走車には苛つきます。それもほとんど減速する程に制動しておらず、ブレーキを軽く踏むのがクセになっている?様な者共です。こういう前走車に苛つく方多いんではないでしょうか。精神衛生上、速やかに直線路でぶち抜くことにしています。

 それと、後続車を苛つかせるのは、コンビニの仕事をしている運送屋です。昼夜、空いた広い幹線路を制限速度厳守で走られたら後続車はたまりません。それも制限が60キロならまだしも、40キロのところも多い訳ですから、交通の流れも考えろと云いたいです。もっとも、これは運転者と云うより、営業車ですからタコグラフ(運行記録計)を装備し、その会社の運行管理者が速度オーバーを過剰に咎めているがためでしょう。それも、国交省なり監督官庁の監査に備えてのことですから、ある意味役人めです。長年、リアルな事故の現状に接して来て、道路状況に不適切な速度で走るから事故が起きるんであって、高速で走るから事故が起きるのではないと断じています。だから、広い幹線路を高速で飛ばす危険性と、住宅街の交差路(路地)の多い比較的狭い道をほとんど減速もしないままの制限速度で交差路を突っ切る危険性を比べれば、後者の方が断然危険この上ない運転だということが判らんのかと、これら運行管理者や国交省監督者に強く云いたいです。

 この三連休は前半は台風の影響で断続的に風雨も酷かったのですが、例の急傾斜フロントガラスの透視性の悪さには悩まされました。それと軽バンと2トンアルミバンの横風安定性は、80キロを越える速度域になると、かなりの影響を受けます。乗用車でハイキャスターのクルマですと、ゆっくり軽く当て舵すれば済む程度です。しかし、アルミバンなどそれでなくても直進で左右45度弱素早くハンドルを振っても、ほとんど車体が向きを変えようとしないほどステアリングレスポンスが低くあいまいな直進性です。断続的な横風には、素早く当て舵しないと、横に流れる速度が速く危険を感じます。

 それと、貨物車は荒れた路面の上下ピッチング(煽り)が酷すぎます。貨物車ですから積車状態を考慮したバネレートにせざるを得ないにしても、これは前にも記していますが、ダンパーのリバウンド側減衰力不足です。もっと早くリバウンドを収束させれば、フィーリングは向上するはずです。まあ、中大型車ではキャブサス装備が当たり前ですから、これ程ではないでしょうが、キャブサスでも大したトラベルはもっていない様に見受けられますから、程度の差はあれ似た様なものかもしれません。関連することですが、貨物車で路面ギャップを乗り越え走る時は、シートバックから背を離し前傾気味で運転しなくちゃダメです。そうでないと、身体自体が余計に煽られ、ハンドル操作もままならなくなります。

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