盗難車をオークションに出品、発覚して逮捕

盗難車をオークションに出品、発覚して逮捕
　盗難車を車体番号偽造（もしかすると別の全損者書類付きボデーを某おくでで調達して車体番号を付け替えかもしれない）してネットへ出品、評価検査で発覚したのだろうと想像する。
　なお、想像だが、こういうインチキする輩は、これが初の犯行とは思えない。保険金詐欺でもそうだが、一度やると、もっともっとと繰り返し、その内ボロが出て発覚するのが常だ。コイツが従前販売したクルマも調べてみれば、盗難車の国内還流事案がぞろぞろというのがありそうに思える。

　ちなみに、私が現業損保調査員時代、対物被害車が盗難車の疑いを持ち、苦労して真の所有者を突き止め、事故の被害者への賠償を拒絶し、真の所有者へ賠償した事案があった。
　また、これは酷い事例だが、当時の部下から報告を受けた被害者の車両（セルシオ20）の車体番号が削られていて、センター長と話して警察に届けろ命じたのだが、そのまま賠償金を支払っていたと云う案件があった。
　そこのアジャスターもセンター長もまじめな者だったが、その上のＫという課長が、僅かなクレームでもビビる薄弱者で、しかもヒラ目で上への上昇志向しかない、まるで査定正義のないロクでもないゲスだった。要因は被害者が真の893か判らないが、らしいと知りビビリまくったというのが真相だろう。
　私が、あれどうしたんですかと皮肉を込めて聞くと、相手が893で大事になっても・・・ぶつぶつ・・・とかなんとかぬかす始末のトンデモ野郎だった。それでも、後刻部長になったと聞いているが、これが現実なのかと溜息を付いたものだった。

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オークション主催者側が“盗難車”と気づき発覚・盗んだトヨタ『86』に違法な改造加え出品か 男2人逮捕
東海テレビ　7/26(火) 21:23配信
　2019年7月、盗んだトヨタ『86』の車台番号を変えて、保安基準適合証をだまし取った詐欺などの疑いで、男2人が逮捕されました。
　逮捕されたのは、名古屋市中川区の自動車販売業・田島健司容疑者(51)と、福島県郡山市の土木作業員・寺西輝高容疑者(49)です。
　警察によりますと、2人は2019年7月、盗んだトヨタ『86』に別の車の車台番号を刻印して正規の中古車とみせかけ、整備工場から保安基準適合証をだまし取った詐欺などの疑いが持たれています。
　名古屋で開催されたオークションの主催者側が盗難車と気付き、事件が発覚しました。
　警察は2人の認否を明らかにしていませんが、盗んだ車をオークションに出品するため犯行を繰り返していたとみて調べています。

＃盗難車車台番号変造でオークション出品　＃発覚して逮捕