最近の乗用車の床下を眺めると、前部の大きなエンジンアンダーカバーから後方へ、エキゾーストパイプとマフラー部分を除いて、大きな樹脂パネルでカバーリングされているクルマが多くなりました。こうした床下のカバーリングは、空力抗力の低減やダウンフォースとまで行かなくても揚力の増加を抑えるというのが目的なのでしょう。しかし、それも200km/hを越えた速度領域での話の様にも想像されます。そこまでコストを掛け、見えない床下をカバーリングする価値はあるのかと感じます。
関連して、F1マシーンはえらくロングホイールベースですが、その大きな理由は車体床下の面積を拡大するためと聞きます。それにより高速では車重の2倍を上回るダウンフォースを得ているそうです。しかし、それも車体床面が地上5cm程度という超低車高だからこそ生み出せることであって、市販乗用車では実用性上望み得ないものです。
関連して、F1マシーンはえらくロングホイールベースですが、その大きな理由は車体床下の面積を拡大するためと聞きます。それにより高速では車重の2倍を上回るダウンフォースを得ているそうです。しかし、それも車体床面が地上5cm程度という超低車高だからこそ生み出せることであって、市販乗用車では実用性上望み得ないものです。
