私の思いと技術的覚え書き

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トヨタ不正車検 続報

2021-10-02 | 問題提起
トヨタ不正車検 続報
 今次のトヨタ系ディーラーの不正車検の端緒となった、ネッツトヨタ愛知(ブラザ豊橋店)を愛知県警が捜査中と報じている。

 たぶんのところ、トヨタ自動車あっての愛知県のことだから、形ばかりのものとなる可能性が高いだろう。つまり、送検はなしか、送検しても検察で不起訴となると云うことだ。

 ただし、従前のブログで述べた様に、検査員解任の行政処分を受けた7名の供述で、例えば工場長とか店長に苦言を再三申告していたのに、無理やり検査の完遂を強要されていたという供述があったとすれば、当該管理者などの刑事罰での送検、起訴、刑事裁判という可能性もゼロではないだろう。

 私は、検査員7名の中で少なくとも一人ぐらいは上長に何らかの苦言なり申立を行っていたと想像する。そうでなくては、今次問題の国交省の処分では、本問題の根本治療はならないと考える。

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トヨタ系列の不正車検、愛知県警が販売店を捜索…不正指示の実態など解明へ
2021/09/30 読売オンライン
 トヨタ自動車の全国の系列販売会社で不正車検が相次いで確認された問題で、愛知県警が販売店「ネッツトヨタ愛知」(本社・名古屋市)の店舗「プラザ豊橋」(愛知県豊橋市)を虚偽有印公文書作成と道路運送車両法違反(不正車検)の容疑で捜索していたことが30日、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者などによると、捜索が行われたのは8月20日。県警は押収した整備記録簿などから、不正が誰の指示でどのように行われたのか、実態解明を進めている。ネッツトヨタ愛知は「捜査に全面的に協力する」としている。

 国土交通省中部運輸局は昨年12月、プラザ豊橋への抜き打ち監査を実施。その結果、2018年12月~今年1月に車検を実施した全5158台について、排ガスや速度計の検査を省いたり、実際に検査したかのような虚偽の整備記録を作成したりしていたことが発覚し、3月に自動車整備事業の指定取り消しなどの行政処分を行っていた。

 トヨタ自動車によると、同店で発覚して以降、これまでに全国の系列販売会社計15社、16店の計6659台で不正車検が明らかになっている。


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