昨日のニュースで、愛知県および関東地域の集中豪雨災害の報に接しました。実は、私も28日(木)の夜間、東北道から首都高を経由して東名道を移動中でした。約300キロの道程中、ところどころで強い雨足で視界も悪く、少なくとも3台の自損事故直後のクルマを見つつ走行していたのです。大井松田の辺りでの直進中、路面のアンジレーションで局所的な厚い水膜があったのだと思いますが、後輪がたぶん10センチ程度横に流れヒヤッとしたりもしましたが、無事に自宅まで帰り着きました。まあ、50過ぎのロートルの身には、雨の夜間というのは、最悪の運転環境だと感じます。
さて、集中豪雨災害のことですが、特に愛知県岡崎市内の様子が相当に酷い様子です。この界隈のことは、私も数年前に2年間を業務で触れ合って来ましたので、気になることです。災害に見舞われたお宅は、本当に気の毒なことだと思いますし、私の業務でも関係の深いクルマも、相当の台数の水没車が発生しているのではないかと想像しています。次週は多分、各保険会社は現地へ災害応援を繰り出すことになるのでしょう。当然、クルマ対応のアジャスターも出動することになるでしょう。
この災害応援ですが、私も過去に各地を訪れたことを思い出します。過去に行ったのは、鹿児島(水害)、宮崎(風害)、熊本(風水害)等、ほとんどが九州地域なのですが、大変さと同時に不謹慎ですが楽しさもあったことが思い出されます。それと、多くのアジャスターが同一地域で活動し続ける訳ですが、偶に違う地域の人々と触れ合うことは、勉強になることと感じます。
今回の災害ですが、全体の規模は未だ明確ではありませんが、何れにしても被災した方々は大変にお気の毒なことです。しかし、若干不謹慎ですが現在の経済的な閉塞状況の中では、悪い面ばかりではないこともあると想像されます。家財やクルマを、修復したり買い換えたりという消費が生み出される訳ですから、現地の小売業およびサービス業にとっては、特需となる状況が訪れるのかもしれません。