日経16日の記事からですが、全国の自動車保有台数が初めて3ヶ月連続で減少に転じたとのことです。現在の全国の自動車保有台数は7943万台ですが、これが最大数ピークで、いよいよ減少して行くのでしょうか。記事では人口減や消費者のクルマ離れ背景とみられるとしています。そして、自動車保有の縮小が本格化すれば、整備、保険、燃料など25兆円を超す関連市場の頭打ちが避けられない他、交通量の増加を前提とした道路整備政策の見直しなど広範な影響を及ぼすであろうとしています。
日本の総人口1億2千万人に対し、自動車保有台数は約8千万台で限界を迎えたものと思います。自動車メーカーは世界を相手にしているから一応良しとしても、国内ディーラーも整備・鈑金業も、保険業界も、更に厳しい時代に入るものと思います。