私の思いと技術的覚え書き

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プロ意識の欠如・そこには教育不足もあるのか

2023-03-01 | コラム
プロ意識の欠如・そこには教育不足もあるのか
 以下のバスの置き去り防止装置だが、こういう装置が開発されるのは良いとは思う。
 ただし、バスなど多人数の乗車車両でこういう「置き去り」が生じるのは、運転者の基本動作として、運行終了時の車内点検が行うという極常識的なことがおざなりになっていることを思わずにいられない。そもそも、これは座席とか床などに落とし物や忘れものがないかとか、シートベルトなどに異常がないかを点検するために行うのが趣旨だが、当然その過程で置き去り者の発見もできる。こいう装置を付けても、そういう意識のない、もしくは教育を受けない運転者では、こういう事故は根絶は難しい。

 バス運転手の場合は、緑ナンバーがプロ運転手で白ナンバーは自家用だが、自家用でも10名以上乗車車両は大型免許が必須であり、準プロに相当すると私は思うが、そもそもバス運転手に限らず今の時代に職業的な正義というべきかプロ意識が希薄化して来た様に思える。これは当事者とか社会的な風潮もあるのだろうが、正規非正規職員の労働環境とか、原価低減という意識の過剰により教育、研修、しつけというべき時間が取り払われてしまった様に感じる。

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トヨタが「幼児の置き去り」に動いた! 送迎バスの「置き去り防止装置」を発表! 痛ましい事故の減少に貢献へ
くるまのニュース 2/28(火) 15:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/82506496a48063d698b8c003dc8e9b375a0e5e98
国交省のガイドラインに沿った装置の要件は?
 数々の報道でもあるように最近では2021年と2022年の夏に立て続けて送迎バス内に幼児が取り残され死亡するという痛ましい事故が起きました。
 そうした中トヨタは2023年2月28日に自動車メーカーとして日本初の「送迎バス置き去り防止装置」を発表しましたが、どのような経緯で開発されたのでしょうか。以下省略


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