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これが超エリート【The官僚人生】西村無能経済担当大臣

2021-07-10 | コラム
これが超エリート【The官僚人生】西村無能経済担当大臣
 東大法学部卒→通商産業省入省(キャリア官僚勤務10年)→衆議院議員(兵庫9区)で当選。現在、経済担当大臣として連日会見に活躍。現在58才。

 典型的なエリートキャリア官僚から政治屋に転身し、現在の経済担当大臣に就任している。私見だが、デジタル庁の平井の悪人顔や、管首相の覇気ないしょぼくれ顔に比べれば、邪気ない顔立ちで言語明瞭で、さすが東大法学部卒のキャリア官僚だ。

 しかし、下記に産経新聞が報じた西村氏の五輪効果まったく期待していないということだが、「今回は国民の命を守ることを最優先に、全く経済効果は期待していないと述べた。」とされる。そもそも緊急事態宣言を出さざるを得ない状態での五輪開催を行うことについて、「国民の命を守ることを最優先」とは到底論理矛盾した言葉だと思うのは私ばかりではないだろう。

 また、経済効果は期待していないと云うことだが、電通とかメインスポンサー企業への権益と、自らおよび政権への見返りがあるからこその何が何でも強行開催し固執しているのじゃないかと疑う。

 何時から、言葉の一文にこれだけの論理矛盾を内在していて恥ずかしげもなく発言できる時代になったのだろう。これでは、仮に裁判官が、「現在は緊急事態宣言という緊急事態下であるが、今回の判決は国民の命を最優先にするが、五輪開催は妥当と裁定した。」なんて云う様なもので、およそ大多数の国民の理解を得られる問題じゃないだろう。言葉の筋が通らない、こんな政治が許されるのだろうか。
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西村氏、五輪経済効果「全く期待していない」
2021/7/9 22:15 産経ニュース
 西村康稔経済再生担当相は9日夜のBSフジ番組で、東京五輪が首都圏の会場で無観客開催となったことについて「4千万人のインバウンド(訪日外国人客)、8兆円の消費を期待したが、もうまったく考えていない。今回は国民の命を守ることを最優先に、全く経済効果は期待していない」と述べた。

 西村氏はまた、無観客開催となっても会場入りする大会関係者について「専門家も提言しているが、テレビに映る姿を見て国民に与える印象がすごく大事だ。緊急事態宣言で自粛をお願いする中で誤ったメッセージにならないようにといわれている」と指摘。その上で大会組織委員会の橋本聖子会長と丸川珠代五輪相が適切に対応するとの考えを示した。
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西村 康稔 にしむら やすとし 略歴
 生年月日 1962年10月15日(58歳)
 兵庫県明石市生まれ。実家は時計店で、父親はサラリーマン。神戸大学附属明石中学校、灘高等学校を経て、東京大学法学部卒業。(たぶん22か23才)
1985年、通商産業省入省(資源エネルギー庁石油部計画課配属。経済企画庁への出向や、石川県商工課長を経て、アメリカ合衆国メリーランド大学大学院で国際政治経済学を専攻し、1992年5月に修士号を取得した。1999年、通商産業省環境立地局調査官を最後に退官。(33才時に退官だから10年官僚勤務)

2000年の第42回衆議院議員総選挙に、引退する原健三郎の地盤を引き継ぎ無所属で兵庫9区から出馬したが、自由民主党公認の宮本一三に敗れ、落選した。

2003年、第43回衆議院議員総選挙に再び無所属で兵庫9区から出馬し、前回敗れた宮本を下して初当選。無所属の新人議員5人で院内会派「グループ改革」を結成後、自民党に入党し、森派(当時)に入会。


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