以前(2007/11/11)に大量リコールのことを記しましたが、また一系列車で総合計638千台もの大量リーコールの発表がありました。リコール内容の詳細は、下記のリンクで確認して戴くとして、トヨタ、ノアおよびヴォクシー(AZR60)の燃料タンクに亀裂が生じて燃料漏れの恐れがあるというものです。その原因は、ボデーの捩れ変形を理由とするものの様で、当該タンクとボデー取付部位との間に緩衝材(多分樹脂座金)を挿入することで対策するという内容のものです。
しかし、前にも記しましたが、現在の車両開発は2年程度で設計から製造開始までの開発を行うと云うことですが、十分な耐久性能の検証が不足しているのが大きな要因と想像されます。多分、このクルマも4輪加振機でのエージングテスト評価が中心で、長距離実走行での評価が十分ではなかったものとも想像されます。この様な早期の開発と実走行評価の大幅な軽減により日本車のコスト競争力を維持している面があるのでしょう。
※ノア・ヴォクシーAZR60リコール内容(2008/4/9付け)
・リコール届出一覧表
・改善箇所説明図
追記
昨日の鹿との接触アクシデントの件ですが、今朝方明るい環境でよくよく点検して見ましたら、フロントバンパーのフェースの左側に若干の凹損が見られ横に長さ5センチ程度の亀裂も生じており、左側ヘッドランプにもレンズ面にキズが生じたりしたりもしています。こりゃあ鹿君は、骨折しているのかもしれません。気の毒なことをしてしまいました。