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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

私のスタンス

2009-02-17 | コラム

 このところ当ブログに掲載している交渉事例等を含め、当ブログのことを自慢話ばかり記していて等との批判的な視線で眺めている方もいるのかもしれません。一方、損害保険会社およびその担当者を非難する記述を繰り返し記していますから、やはり批判的に斜めに見ている方もいるでしょう。別に、そんな方は見てもらわなければ結構なんですが、そんな批判の思いを感じつつ、私のスタンスというか思いを記してみます。

 保険会社(企業)は金の亡者なのですが、これはその保険会社が社是等でどんな立派な綺麗事を並べ立てようと、厳然とした事実なのです。なお、保険会社に関わらず、総ての営利企業について同様であり、また非営利企業(組織)、役所についても、一番の目的と権力者の権力維持が至上命題であることは間違いないことであろうと思います。

 私は保険会社で24年間業務を続けて来ましたから、その意味で保険会社の視点に立脚した業務を行って来たと云えます。その意味では、意識的もしくは無意識に、弱者虐めをして来た面があるのだと反省することがあるのです。

 昨今、やれコンプライアンス(法令遵守)だ個人情報保護だ等と、保険会社内ではうるさく叫んでいますが、本来の社会正義が失われつつある様に感じ、違和感を感じているには私ばかりではないと思います。

 保険会社のお客さんは契約者ですが、世の権利意識の異常なまでの高まりの中、加害者としての良識や常識が皆無である契約者に出くわす場面も多々あります。しかし、それをたしなめもせず、契約者が至上として被害者を虐めて何とも思わない保険会社の企業姿勢には、まったく嫌気を感じざるを得ません。

 本来であれば、社会的な公益性の視点から、この様な社会正義の視点を持って業務運営の指導すべき監督官庁も、その様な視点は少なく、自らの権益増大のためだけに活動している様に見えてなりません。過去、金融・保険業に絶大な権力を誇っていた旧大蔵省ですが、現金融庁になっても権力は縮小するどころか増加しています。保険会社は、場面によっては契約者さえ見ず、金融庁視点に終始しているかの様です。

 一方、交通事故にまつわる事故車両や傷害者に関わる業種の方として、修理工場や医療関係者の方々がおられますが、これらの中には、眉をひそめざるをえない方々がいるのも事実です。私は、長年の活動の中で、特に事故復元車両に関わる大多数の方々は良き職人であると愛して止まないのですが、極一部の方の中には素人同然の技術しかなく、そのことを棚に上げて、要求だけは人一倍行うという方が居るのです。そんなハイエナみたいな方々に、社会的な弱者は貪られているのを見ることは、極めて苦痛を感じざるを得ません。

 以上、記して来た様な通り、私は保険会社にも修理工場にも、どちらにも一方的に与するつもりはありません。幸いなことに、昨年7月末に生じた一方的な仕打ちにより、私は身も心も保険会社から解き放たれ、社会的に自由に意見表明できうる立場になることが、不本意な理由ではありますが適ったのです。

 今後の、私の理想としては真実に基づいた、妥当性を根本に置いた解決へのお手伝いを通じた社会貢献ができれば本望だと思っているのですが、何が真実かというのは甚だ難しいという現実があります。そんなことも含め、強者と弱者の闘いであるなら、積極的に弱者の側にスタンスを置き、そこに与したいものだと思っているのです。

追記

 当ブログを閲覧している方で、交通事故およびクルマに関して悩みをお持ちの方がありましたら、相談(メール)下されば協力できる場合があるかもしれません。もし、相談下さるあなたが、私の視点で弱者である場合等、全力を上げて解決促進のお手伝いをできうる場合もあるのかもしれません。




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