踏切
2013-01-16 | 駅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6e/87/be88d07f6d23cb17a5c2ee5bb485cb09_s.jpg)
かつて小岩駅の東西には2つの踏切がありました。
東側踏切は水元から流下する大用水(西井堀・中井堀・東井堀)の分流,小岩用水と総武線が交差する場所で,矢場がありました。
ここから南に向けて用水上にベニスマーケットが昭和通り水天宮まで伸びていたんだな。永井荷風の世界です。現在の水天宮は当時と場所が変わっています。
西側踏切は母の実家に行く途中,再三通った場所なので細部までよく覚えています。金魚屋の金魚の顔とか。
小岩小学校方向から伸びてくるあの道は,海退時の海岸線の跡なんじゃないかと思ったりもします。
基本的に北→南に流れる東京の川。でも東西方向の旧流路は海岸線の跡じゃないかしらと勝手に思い込み,昔の様子を想像したりして孤独に楽しんでいます。
先日,一面の田んぼの中に踏切があるのを発見し,女房の制止にもかかわらず写真を撮ってきました。
それぞれの機器・支柱が自分の役目を主張しているみたいで,こういう光景は大好きです。
「お前はナンバー8,お前はスクラムハーフ,俺は右ウイングで,あいつはスタンドオフな。」みたいに,機能と形状・大きさが異なるメンバーからなるひとつのチーム。
ラグビーの試合前,選手が円陣を組んでるみたいです。(Take)
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