団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

亜米利加ニモ負ケズ

2015-12-22 07:58:41 | 

亜米利加ニモ負ケズ

2015年12月21日(月)

 アーサー・ビナード著の「亜米利加ニモ負ケズ」です。私はこの本を読んで、ビナードさんの知性を凄く感じました。と同時にウィットネスも。短編集ですが、実に興味深くかつ面白い話が綴られています。ビナードさんは、アメリカ人ですが、日本文化に日本人以上に精通していて、その見識の上での両文化の対比が語られ、目から鱗でした。

 

 無断複写複製は著作権侵害になります。しかし、私としては紹介したくてたまらず、一部を黒塗りで出します。(画面上では「白塗り」ですが。)著作権は侵害していないのではないかと思うからです。(全部コピーではないですから。つまり、一部の引用ですので。)それでも、著作権の侵害になると指摘されたら、直ぐに削除します。)

 

 まず最初は、宮沢賢治の「「雨ニモマケズ」に関してのものです。ビナードさんの調査では、アメリカの郵便局のスローガンに似ており、更にその根源はヘロドトスにあるのではないかと言うのです。

 

 次は、匂いを盗んだ話で、ビナードさんは、日本古典落語で知ったのですが、そのルーツを突き止めたという話です。これは、日本がパクったのですね。私には、最も面白い話でした。

 これ、日本がパクったのでなければ、文明というのは、何処の国でも共通点があるのだということになりますが・・。

 

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子どもの貧困

2015-12-21 15:16:30 | 社会

子どもの貧困

2015年12月21日(月)

 これは、19日の朝日新聞一面のトップ記事です。私は目を疑いました。

・白飯、サラダ油、しょうゆ。2年前生活保護を受けるまで、・・女性(30)の食卓に、しょっちゅう並んだ献立だ。ざっくり混ぜて食べると、油のコクで空腹が満たされる気がした。・・長女(9)と次女(8)は「おいしい」と食べた。

 おなかをすかせた2人は当時、女性に隠れてティッシュペーパーを口にした。二女は塩をふってかみしめた。「ティッシュって甘いのもあるんだよ」。後になって長女が教えてくれた。

 

 これが、先進国と言われる日本の現実だろうか・・。もちろん、このようなケースは多くはないと思いますが、少数者といえでも、行政がきちんと手を差し伸べる手立てをしなければなりません。

 滋賀県のある市だったと思うのですが、国保料の滞納をしている世帯には生活相談に応じ、場合によっては生活保護の支給を決定する仕組みにしているということでした。

 このケースでも、この市に住んでいたら、「白飯、サラダ油、しょうゆ」となる前に生活保護が適用されていたはずです。9歳と8歳の子どもが、(白飯、サラダ油、しょうゆを混ぜたものを食べて)「おいしい」という話を、可哀想だなどということで終わらせては、絶対にいけません。

 

 生活保護の「水際作戦」といって、生活保護の適用を忌避しようとする自治体が多いです。生活保護費が財政を圧迫しているので、「適正実施」をしようという発想です。生活保護費は扶助費ですので、優先的に支給しなければならない経費です。そもそも、生活保護の適用を財政と天秤にかけるという発想が貧しいです。このような、貧しい発想しかできない自治体には、生活保護特区を設けて、国が直接責任をとる態勢にしたらどうかと思います。

 沖縄では、翁長知事が言うことを聞かないからと言って、直轄でやろうとしている訳です。生活保護も国の指針を守っていない自治体には、そうすれば良いではないですか。

 

 

 

 

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広島交響楽団第355回特別定期演奏会

2015-12-21 07:59:25 | 音楽

広島交響楽団第355回特別定期演奏会

2015年12月20日(日)

 広響の定期としては、珍しく2公演です。二日目に行きました。

・2015年12月16日、広島市中区「広島文化学園HBGホール」

 

 

 私しゃ、モーツアルトを聴くのは30分が限度と思いました。率直に言って退屈でした。まるきし刺激というものがありません。確かに刺激があれば良いという訳ではないでしょうが、現代の刺激に満ちた世の中からしたら、現実と遊離しているように思えます。私しゃ、交響曲は40番しか聴きたいとは思いません。私の中では、モーツアルトは普遍化できていませんです。

 マーラーの5番は、それからすると刺激があり過ぎ~! もう30年位前になりますが、ショルティ:シカゴで聴いたことがありますが、あまりの大音量に座っていた椅子が振動でブルブル震えたのを覚えています。後にも先にも、こんな経験はありませんです。

 2楽章ですが、私しゃ、纏まりがないというか、支離滅裂というか、楽曲の繋がりがなんとも見えません。乱気流の中に投げ込まれた飛行機のように、何処に飛ばされるか分からないようなスリルを感じました。それで、つまらないと言っているのではありません。2楽章が大好きになりました。アダージェットですが、この5番の中ではとって付けたような楽章で、ある楽友によるとナルシシズムの極みであると言っています。なるほど、マーラーは陶酔しちゃってますね。もう一度言いますが2楽章は精神状態が落ち着いていて書けるものではないと思います。

 いつも、演奏会の後一緒に反省会をする楽友は15日の方を聴きに行っていましたので、今回反省会をすることができませんでした。その楽友によると、今回は管楽器が良かったということでした。私しゃ、トランペットとトロンボーンの音の違いが演奏をしているのを見なければ分かりませんので、冒頭の音がその楽友からトランペットだと教わるまで、分かりませんでした。確かに、破綻はしていませんでした。

 弦の配置が何時もと違っていて、右に第二ヴァイオリンとヴィオラという配置です。第2ヴァイオリンが主旋律を奏でる部分があるので、そうしたのかと思ったのですが、第2ヴァイオリンとヴィオラは弱いです。ありゃ何とかならないものでしょうか・・。

 しかし、今回のパワーを出せれば全体としては及第点と言わざるを得ません。今年の演奏会では、大野和史の第9と並び最も興奮しました。

 指揮の大植マエストロですが、ありゃ指揮というより、パフォーマンスとしか、私にゃ思えませんです。楽団員は演奏し易いのでしょうか?と思います。

 2公演ですが、ほぼ満席でした。これは当日券の空席です。

 本日は、広銀がスポンサーですね。

 私が座った席ですが、前から4列目でした。大太鼓の迫力が凄かったですよ。

 

 別の楽友から教えてもらったのですが、このミカヅキというお好み焼き店ですが、広響団員が行っているとか・・。

 HBGホールの南側にあるアステールプラザというやはりホールから道路を挟んで東側にあります。

 

 

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「ストップ戦争法!」戦争法強行3カ月!怒りの行動

2015-12-20 08:24:33 | 政治

「ストップ戦争法!」戦争法強行3カ月!怒りの行動

2015年12月20日(日)

 戦争法が強行採決されたのは、9月19日のことです。それから毎月19日は怒りの行動を起こす運動が行われています。

 12月19日、デモ行進へ行ってまいりました。

 戦争法は、憲法学者の殆どが憲法違反とする中、国民の過半が戦争法の成立に反対する中、国民の8割以上が法案の説明が不十分とする中、強行採決されました。これは、立憲主義を破壊するものであり、国民世論を無視するものであり、議会制民主主義を否定するものです。

 海外で武力行使すなわち戦争をする体制が作られた訳ですが、しかし、国民の意志を無視して戦争をすることは、権力側にとってもなかなか容易なことではりません。

 ただ、私が懸念するのは、「国民世論」なるものは、容易に移り変わりするものであるということです。フランスパリでの同時多発テロを契機に、アメリカの大統領選挙の候補者であるトランプ氏の支持率が劇的に上昇したということであります。

 戦前の日本にしろ、ナチスドイツにしろ、世論を上手く操って、戦争に駆り立てたというのが歴史の教訓と思っています。

 今後も、反対運動を続ける以外にありません。そうして、戦争法に反対する勢力が選挙で多数を占めるよう選挙協力をし、戦争法の廃止及びその元となる閣議決定を撤回する政府を作ることです。

 

 広島市京口門からのデモ行進に参加しました。

 デモの起点の会場につくと、警察官が集まっていました。私服もいましたですよ。お勤めご苦労さまです。戦争法がなければ、この人たち煩わせることもありません。

 

 途中宝くじ売り場があり、行列ができていました。今年の宝くじは、10億円だそうです。私は狂気の沙汰としか思えません。

 本通りで人通りが多いですが、関心を示す人はいませんでしたね。

 無関心は罪悪ですよ。

 ママの会ですね。

 デモ行進の後は、署名・宣伝行動があったのですが、私はパスしました。デモの起点まで約1時間歩いて到着し、デモで約30分歩いて、少々疲れましたです。身体は疲れましたが、精神は怒りに満ちてますよ。

 

 

 

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アーサー・ビナード

2015-12-19 07:53:57 | 社会

アーサー・ビナード

2015年12月19日(土)

 ブログにアップしようとして探していた写真が偶然出てきました。2011年11月1日にアーサー・ビナードさんの講演を聞きに行ったのです。福島の原発問題です。話そのものは残念ながら殆ど忘れてしまいました。話術が実に巧みだったこととか、日本語の発音が外国人特有の訛りがなかったこととか、日本のことを良く知っていることとか、日本人的メンタリティを持っていることとか、以上は覚えています。

 今やマルチタレントとして大活躍ですね。私は福島のことがなければこの人を知ることはなかったと思います。

 主催ですが、広島県9条の会ネットワーク/ひろしま医療人・九条の会となっています。

 確か、ビナードさん、アメリカから送られてきた菓子を持ってきて、配ってくれましたね。

 フォークの演奏もありました。

 これは、2011年12月27日の新聞記事です。

 

 肝心のビナードさんの話を忘れてしまい、内容のないブログになってしまいました。ただ、私の気持ちの中に、原発反対の気持ちが強くあるのは、この時の話があったからと思います。

 ビナードさんを検索していて、ヒットした方には申し訳ありません。

 何時か、ビナードさんの本「亜米利加ニモ負ケズ」をアップする予定です。

 

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紅葉 2015

2015-12-18 14:02:23 | お出かけ

紅葉 2015

2015年12月15日(火)

 今年は、諸般の事情で、紅葉を観に行く機会がほとんどありませんでした。(金欠)写真を撮って少しの慰めにしました。でも、市内でも部分的には結構なところがあります。

 以上は、11月14日、榎町辺りです。お出かけしないと、気分の方は高揚しないです。

 11月10日、家の近くです。どうして円弧になるのでしょうか・・。

 宇品線の一部を残しています。色んな色の葉っぱが落ちて自然の模様となっています。(11月10日)

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小学校の同級生の死

2015-12-17 07:23:24 | ともだち

小学校の同級生の死

2015年12月15日(火)

 小学校の同級生が死にました。(68歳) 9月5日です。喪中ハガキで知りました。

 12月10日に、弔問しました。奥様の話によると、2年前に肺癌になり、緩解していたのですが、死ぬ1か月前から肺に水が溜まるようになり、最後は呼吸困難になったということです。

 次は、その同級生の思い出です。(仮名です。)

 

杉山良男君の思い出 

2015年12月11日 windy

 インターネットで下のサイトの映像を見てください。

 ↓

https://www.youtube.com/watch?v=nySUhtaf2QQ

 

 インターネット環境がない人の為に、あらすじを書きます。 

 中年の男性が犬と一緒に住んでいました。その関係は、人とペットというより、深い信頼関係で結びついたパートナーのようなものでした。

 ある日、男性が急病になり救急車で病院へ運ばれ、犬も付いて行きました。犬はその病院の前で男性が退院するのを待っていたのですが、数日後出てきたのは車椅子に乗った女性でした。暫くその女性を見ていた犬は、その女性に走り寄り、親愛の情を示しました。その女性には亡くなった男性の臓器が移植されていたのです。男性はドナー登録をしていたのでしょう。

 ドナー登録を推進するためのPR映像なのですが、胸にジーンとくる心温まる物語なんです。

 

 杉山君は、大学生の時に、脳腫瘍の手術を受けました。手術前に杉山君と会ったのですが、「僕は生きたい。」と言って泣いていた状況を思い出します。(当時は脳腫瘍の手術というのはリスクが高かったのです。)僕は自分ができることとして、杉山君に輸血をしました。つまりドナーになったのです。(donorの意味は「輸血の供血者」というのがあります。)それ以来、僕の血が杉山君の中で生きていて、杉山君とは何かで繋がっているように感じていました。(実際は、血液に限らず細胞は新陳代謝しますので、僕の血が残ることはないのですが、気持ち的にはそのように思っていたのです。)

 杉山君が死んだ知らせを聞いて、何かこれまでと違う喪失感を感じたのですが、それは、杉山君へのドナーになったことがあったからなのだと思います。

 

 杉山君は同級生で、まだまだ死ぬ齢ではないと思いますが、死んでしまいました。こういったことが徐々に増えていき、自分の死期も悟るようになっていくのかなと考えています。

 

 この日、同級生6人で、遺影を囲んで「偲ぶ会」をしました。

 次は誰だろうなんて、考えませんでしたよ。

 

 

 

 

 

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ヒロシマの追憶と飛翔

2015-12-16 07:19:25 | 音楽

ヒロシマの追憶と飛翔

2015年12月15日(火)

 非常に珍しい演奏会と言ってよいでしょう。被爆70年ということもあるのですが、HIROSHIMAをテーマにした交響曲2曲です。しかも、エルッキ・アールトネンなんて、見たことも聞いたこともないとねん。

・2015年11月16日、広島市中区「アステールプラザ」

 図書館、ホテルもある複合施設です。

 

 思っていたより小さいホールでした。

 最前列で、丁度中央でした。ヴィオラの安保さんが、靴を滑らす音が聞こえるという距離です。また高関マエストロの汗が滴り落ちるのが照明に輝いて何度も見えました。凄い臨場感でした。

 

 

 一番短い横笛の衝撃波は凄かったです。ピッコロなんて真っ青です。ただ、メロディを奏でるのは得意ではないようで、長いのと頻繁に持ち替えての演奏です。その内一本は、脇差を抜くようにして、懐から出しましたよ。演出かしら。

 また、赤尾さん、ずーと目をつむっての演奏でした。高関マエストロが合図を出そうと赤尾さんの方を見ても、全く分かりません。どのようにして呼吸を合わせていたのでしょうか・・。

 プレトークで説明されました。

 1955年に広島で初演されて、今回が広島での公演は2回目ということです。遠く、フィンランディアから広島の惨劇に思いをいたしていただいた作曲家がいたのですね。

 曲は、広島の悲劇を象徴するように重苦しい楽曲で始まります。途中総花的なメロディが続き、最後は広島の再生をイメージするようにダイナミックに終わります。

 

 

 団伊玖磨の交響曲は、アールトネンに較べると、交響曲らしかったです。(楽曲間に違いがありました。)第2楽章だったでしょうか、広島の「音頭の舟歌」という民謡のメロディがでました。 

 アールトネンと同じく、最後は広島の復興をイメージする力強いエンディングでした。

 こりゃ、英語も日本語も分かりませんですわ。口語訳も交互に付けてね。「をちこちびと」って一体何?

 

 

 

 

 

 

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威風堂々 クラシック in Hirshima

2015-12-15 06:51:40 | 音楽

威風堂々 クラシック in Hirshima

2015年12月14日(月)

 今年で3回目です。大植マエストロは「音楽祭」と言っていましたが、そこまでの認知はないようです。この音楽会の一番の特徴は、楽団員の審査がないということです。率直に言って下手です。ただ、でも、音楽には感動します。

 いろんな地方で「国際」音楽祭と称して、有名な演奏者を招いて開催していますが、私はそれはそれとして否定するものではありませんが、もっと地元に根付いた演奏会をまず充実すべきとかねがね思っていました。この演奏会はそういう意味で意義があると思います。この演奏会に参加した演奏者の現在は「卵」ですが、何時か羽ばたいていくと思います。

・2015年11月29日、広島市中区「広島市役所ロビー」、「フェニックスホール」

 二日間にわたって、いろんな場所で短時間ではありますが、演奏するんです。移動しなければなりませんので、体力要りますよね。

 

 広島市役所です。朝8:00からの演奏会でしたので、そんなに多く物好きはいないと思っていたのですが・・。

 ロビーに300人程度はいたでしょうか。熱気に包まれました。最初の曲は威風堂々です。直ぐ目の前で音がするのですが、近くだからかも知れませんが粗が目立ちます。でも音楽には感動します。最後は運命の最終楽章でしたが、身体が熱くなりました。

 市役所の玄関です。

 市役所の敷地ですが、この樹木は被爆しているんです。

 言わずと知れた原爆ドームです。このイヴェントの最後の演奏会は料金が要るのです。ということでパスするつもりだったのですが、小学校の同級生からTELがあり、「招待券をあげる」というのです。勿論、行くことにしましたですよ。会場へ行く途中です。

 フェニックスホールですが、地下部分があります。建物の高さを制限しているためです。丹下健三氏による設計ですが、中が迷路のようです。

 私が座った席です。最前列の中央です。最前列だったせいか、新しい発見がありました。チョロのトップは艶やかな音を出すのですが、あまり響かないのです。その後ろに座っている人は音は艶やかではないのですが、良く響くのです。オケの音って結局そのような色んな音が総合されるのですね。

 

威風堂々 クラシック in Hiroshima

 

・コープランド 市民のためのファンファーレ

・コープランド リンカーンの肖像

・ウィリアムズ ハリーポッターからヘドウィックのテーマ

・バーバー 弦楽のためのアダージョ

・シベリウス フィンランディア

・ホルスト 組曲「惑星」からジュピター

・バーンスタイン ウェストサイドストーリー

・チャイコフスキー 序曲「1812年」

・赤とんぼ(全員で合唱)

・民謡

・ふるさと(全員で合唱) 

大植英次:広島心音オーケストラ

 ~2015.11.29 フェニックスホール~

 

 大植マエストロの独壇場です。トークや演出が多過ぎです。その場は盛り上がりますが、肝心の音楽の印象が薄れます。

 最後、皆で「ふるさと」を合唱しました。私の後ろに座っていた方が、伸びやかなソプラノで歌うのです。終了後、「どこかで習われたのですか?」と質問したんですが、「おじさま、マエストロと握手できますよ。」と急き立てたので、あまりこういうのって好きではないのですが、マエストロと握手しました。アラフィフの女性から「おじさま」とは意外でしたが、よく考えると爺の年ですね。

 これは、平和公園内にある母子像です。原爆の渦中で逃げ惑う姿です。

 大植英次マエストロの言葉が印象的でした。「指揮者は、政治、宗教、人種の話はしない」と言いながらも平和について熱っぽく語っていました。識者でもあります。

 

 

 

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ガスト

2015-12-13 12:16:52 | 食べること

ガスト

2015年12月13日(日)

 典型的なファミレスです。お年寄りと子どもをターゲットとしているようです。というか、全ての年齢層をターゲットにしているのですが、ウェイト的にそのように見えます。一つは高齢人口が増えたのと、子どもを集客力にしようという発想でしょう。

・2015年9月30日、広島市中区国泰寺町「ガスト」

 高齢者をターゲットとしているとは思うものの、レストラン部分は2階にありエレベータがありませんので、足腰の弱い高齢者は疎外されています。一階は店舗ではなく駐車場となっていて、駐車場優先で割り切っています。

 喫煙席がありました。まだ喫煙できるの?という感じです。せめて喫煙ルームを造るべきでしょう。

 最近のウリは、ビーフグリルフェア。1,200円弱ですから、安いです。

 もう一つの貧乏人向けのお勧めは、日替わりハンバーグランチ499円也です。

 妻は、大葉と海老の和風サラダ599円也を注文しました。

 凄いメニューがありました。15:00~18:00まで、ハッピーアワーで、ビール449円が249円に!これ、高齢者がターゲットと思います。高齢者でも下流の方でしょうか・・。最近のTVでは、下流老人に関する放送が多いです。多くは生活保護基準以下の生活をしているケースです。正確な統計データは知りませんが、生活保護基準以下で生活している高齢者は2~3割程度いるのではないでしょうか・・。国はこのような人達に対して積極的に生活保護を受けることができるようにするべきです。

 生活保護受給者が増えると生活保護費が増えて財政負担が多くなると言われていますが、じゃぁ、年金を充実させれば生活保護費は減りますが、年金財政の方がもっと深刻になります。生活保護でみるのが、実は国にとって一番安上がりなんですよ。何故かというと、生活保護を受けようと思うと、所有を認められていない資産は処分しなければなりませんし、(例えば、必要以上の土地家屋があれば、売却して生活費に充てることを求められます。)現金も一定以上持っていれば受けることができませんので。まぁ、言わば丸裸になってそれから生活保護に来て下さいねということです。

 これから、高齢者がますます増えますので、下流老人と言われている人達も激増することになり、間違いなく大きな社会問題となります。一つは共同生活での対応が考えられます。共有部分で生活コストを少なくするという発想です。既にありますが、民家を改装して、6帖程度の個室を作り、他の生活部分は共有にするのです。シェァハウスと言っていますね。

 妻が注文した、・・・サラダうどん。

 私が注文した、日替わりハンバーグランチ。ご飯がまずいのなんのって、いったい何処産の何時の米なんでしょう。レシートを見ると少な目で△21円となっていました。ハンバーグの方は味付けは旨いのではなく上手いです。こういう合法的偽装は多くのファミレスの特徴ですね。こんな店ばかり利用していると、本当の味が分からなくなるのではないかと思いました。

 

 これ、子ども向けの玩具ですが、レジの所に置いてあって、子どもがネダリ易いようにしています。

 何か後味の悪い感じで店を出ました。

 

(追記)

 最近知ったのですが、米1合は150g。炊くと300g。茶碗一杯150g。おにぎり100g。寿司20g。

 米10㎏3,000円として、炊いた後100gのpriceは、15円ということになります。先ほどの少な目は50g程度の減でしょうか・・。

 

 

 

 

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野党選挙共闘

2015-12-12 07:34:05 | 政治

野党選挙共闘

2015年12月12日(土)

 来年の参議院選挙へ向けて、野党の選挙協力の動きが活発になってきました。その端は、自民・公明が憲法違反の戦争法を強行採決したことにあります。これだけ、悪事を働いたら、その反撃は当然起こるでしょう。

 共産党はいち早く、国民連合政府を提案し、参議院選挙での野党共闘を呼びかけました。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/4be1fc04d79b503a1e3c0dc25eea2d46

 私は理念は素晴らしいと思うのですが、国民が受け入れるかどうかということがあります。いわゆる「共産党アレルギー」です。アレルギーを克服するためには、減感作療法というのがあります。これを当てはめると、共産党はあまり前面に出ない方が良いです。そして、特効薬は、無党派層を中心に据えるということです。

 共産党は、無所属の「野党統一候補」に前向きな姿勢を表明しました。かつてなかったことです。柔軟になりましたですね。

 既に、地方では、無所属の候補を擁立しようとする動きが出ています。今後増えていくと思いますので、注目ですね。戦争法廃止に向けて大きな前進になりそうです。

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臨時給付金

2015-12-11 08:18:11 | 政治

臨時給付金

2015年12月11日(金)

 今の政治は、謀略によって成り立っているのではないかとすら、感じます。

 「臨時給付金」なるものですが、「経済の下支えが目的」と言っていますが、来年の参議院選挙の前後に配るというタイミングからすれば、本質的には買収でしょう。

 政権与党が自党に有利なように、政治を弄ぶというか、あらゆる手段で、国民を騙くらかす。こりゃ、翁長知事が言う「政治の劣化」どころの問題ではありません。

 私は表現が下手ですが、臨時給付金なるものを配り、今の政治が良いものと錯覚させる。あるいは、国民の不満をそらせる。しかし、何時かはその元をとられる。もっと傷みを伴うことが行われる。しかし、現時点ではそのことは分からない。そのように仕組む訳ですね。→つまりは謀略ですわな。その原資に税金が使われるとは!

 

 このツケはどのような形で国民に跳ね返ってくるのでしょうか。そりゃ消費税の大増税です。私は、今の政治が続くと、10年後には20%にされる恐れを感じていますよ。

 所得税の累進課税を強めると金持ちが海外に逃げ出すということがよく言われています。ただ、このままの政治が続き、消費税が増税されると、貧乏人は日本では生活ができなくなってしまいますね。しかし、貧乏人は海外へ逃亡する訳にもいかず、果たしてどうしたものやら・・。→選挙で政治を変えるしかないでしょ。(嘆民の声)

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法事 2015.11.14

2015-12-09 07:44:04 | 家族

法事 2015.11.14

2015年12月7日(月)

 法事があるというので、生家に兄弟姉妹が集まりました。母が1994年2月、父が1999年11月に亡くなりまして、何回忌かの法事なんでしょう。

 瀬戸内海の島です。牡蠣の養殖をしているのです。

 この小屋で牡蠣を打っているのですね。売ってくれるかどうかは知りません。

 家の前は、潮溜めとなっています。土地が満潮時の海水面より低いため、この潮溜めに溜めておくのですね。子どもの頃「しょーもち」と言っていましたが、「潮待ち」が訛ったものなんでしょうね。鴨が沢山いました。昔は居なかったかも・・。

 

 墓参り。

 義兄が俄か坊さんになりました。

 これは、甥の小学校2年の習字です。今の私よりかよほど上手です。

 長兄がこの人と知り合いで、カセットテープを沢山買っていました。歌手として買っていたのでしょう。

 父は、1941年頃単身満州へ渡りました。当時二男一女(後に三男二女)でしたが、生活が苦しいので、稼ぎがよい満州へ行ったのですね。1946年12月に命からがら満州から引き揚げることができました。家族と一緒に行っていたら、孤児になっていた可能性がありますね。

 満州の話は時々話していましたが、どのようにして満州から日本へたどり着いたかについては、全く話がありませんでした。思い出したくなかったのかも知れません。

 これ、同じ島の仕出し店の弁当です。2,700円程度でしたが、内容は非常に良かったです。

 現在、誰も住んでいませんので、蜘蛛が番をしてくれていましたね。これ随分と大きい蜘蛛でしたよ。体調5㎝はありました。

 本土広島市へ帰る頃は、雨が上がり、霧がこのようにかかっていました。

 刻々と変化します。

 フェリーで約30分の距離です。

 この島は、峠島といい、本土広島市と島との丁度中間辺りにあります。

 

 

 

 

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広島ドリミネーション2015

2015-12-08 07:54:24 | 我が街

広島ドリミネーション2015

2015年12月3日(木)

 飲友と二次会へ行くハメになりました。「ハメ」というのは、私は主義として二次会へは行かないようにしているのですが、無理に誘われて、意志薄弱故行くことになったのです。

・2015年11月19日、広島市中区「もりなか」。

 もりなかという店です。

 ママさんの顔が薄ぼんやりと見えました。こんな暗い店は初めてです。

 この日、ボジョレーヌーボの解禁日でした。

 今年は当たり年ということでした。何か熟成していてボージョレーらしさが無いというのが印象です。美味しくないということではないですよ。2杯飲んで3,000円也です。ママさんがお目当てであれば高くないかも知れません、です。後日、一本750円也のボージョレーをジャスコで買って飲んだのですが、同じ味でしたね。

 22時過ぎ店を出ました。

 これから、約1時間かけて歩いて帰ります。大道芸人のパフォーマンスに出会いました。右に写っているのは高校生と思しき人ですが、夜遊びは18歳過ぎてからにしましょうね。

 火の鳥ですね。広島を象徴する鳥です。

 平和大通りのライトアップです。

http://xmas.walkerplus.com/detail/ar0834il17637/

  この色、地味そうでが、なかなか味わい深いです。

 このお嬢さん達は自撮りをしていました。

 お祈りをイメージしています。広島らしく。

 

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ひよこ宿

2015-12-07 07:00:04 | 食べること

ひよこ宿

2015年12月3日(木)

 飲友2人と出かけました。うち一人は、一方の飲友から紹介されたものです。この方とは楽友でもあります。最近(この日の後)、断食道場へ行ったそうです。4㎏のダイエットと腹囲-4㎝という結果だったそうであります。リバウンドが気になりますね。

・2015年11月19日、広島市中区「ひよこ宿」。

 この日、広島はえびす大祭でした。商売の神様ですね。

 夜店がいろいろと出ていましたが、匂いを出すのが強いですね。

 これ、これから飲みに行くのでなければ買っていました。

 待ち合わせ場所は、三越です。飲友から「ライオンの所で待ち合わせしましょう。」とメイルが来ました。私は、ライオンがいると恐いので、「シッシ」と言って追いやっておきますとレスしました。「シッシ」と言ったのですが、逃げませんでした。

 

 とても綺麗な店でした。

 嬉しいですね。ナマコの季節になっていました。コリコリとしていてとても鮮度が良かったです。

 広島の銘酒が中心ですね。好感が持てます。本日は美和桜をいただきました。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/a552a5298a765389b70f07fde068ae13

 どれも絶品でしたね。

 揚げ出し豆腐です。

 一人はまだネクタイを絞めています。絞めている方が一番首が回るとは・・。

 最後はこんなのを注文していました。既に酔っ払って憶えていませんが、美味しそうです。

 一人当たり約6,000円也。旧交を温めることができました。飲友・楽友とは度々ご一緒していますが、飲友の方とは2年振りくらいでした。

 二次会に誘われました。二次会へは行かないという主義なんですが、断れらるかどうか・・。

 

 

 

 

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