最低賃金
2015年12月29日(火)
我がヤベー首相が、最低賃金を「年3%程度を目途に引き上げていき、全国加重平均で時給1千円を目指す」ということです。これは、この限りでは、良いことです。しかし、本気で優先的にこの課題に取り組むかどうかが問われます。
OECD加盟国で、最低賃金が低いのはアメリカと日本です。(これは私の記憶ですので、100%信じないでください。)そのアメリカでは今、最低賃金は8.75ドル(為替120円として、1,050円)で、日本はこの水準に追いつこうとしているのですね。ところが、アメリカでは今最低賃金を15ドルへ引き上げるよう運動が行われています。(ついこの前までは、アメリカの最賃は日本と同程度だったと記憶していますが・・)
アメリカで、15ドルまでの運動が行われているのは、アメリカ社会の格差が日本以上ということが理由にあると思います。
これは、私の憶測ですが、最高の報酬を得ている人との比較で要求しているのではないかということです。アメリカの高額報酬者は日本の比ではなく多額ですので・・。
http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/99ec672222ade89b89d450dfc62de030
最低賃金の引き上げは大事ですが、それと同様に、「同一労働同一賃金」にすることが大事です。この原則が打ち立てられると、格差は解消に向かうでしょう。
今年は、ボジョレヌーボの当たり年ということです。
一本3,980円なんて高額なのもあります。
方や、780円也というものも。私はこれを一本買って飲みましたが、確かに当たり年というだけあって、美味しかったです。熟成されている感じで、ボジョレらしくはなかったですが・・。3,980円(780円の約5倍)のは飲んでいませんが、5倍以上美味しいとは思いません。人間の能力だって、そんなに大して違わないと思います。年収200万円というとワーキングプアーに属します。その5倍の1,000万円は給与所得者としては高額の部類でしょう。しかし、このワインと同様、そんなに味(労働能力)の違いってないと思います。
というようなことを考えつつ、3,980円の方を飲みたいのに飲めない「憂さ」を晴らそうとして、ただただ飲むのであります。