言葉の破壊
2021年08月28日(土)
菅首相が口下手であることは、周知のことです。しかし本質的には言葉の破壊であります。
24日の朝日新聞です。
この方の指摘は鋭いです。「僭越」という言葉の裏には、責任回避があると言うんですね。
24日の朝日新聞です。
中島岳志さんは、「自宅療養」という言い方は言葉の破壊だと指摘しています。さすがに識者で、私ゃ、指摘されて初めて気付きました。
「破壊」とは、「人間社会は言葉によって成立しているのに、これを壊してしまうと、いいろんなことが成り立たない」、「歴史の中で使われ積み重ねられた内容を壊し、意味のないものに(する)」ことだと言っておられます。
20日の赤旗です。
共産党は、どうやら早くから自宅療養について、『』付きで表現していました。私ゃ、先の中島さんの記事を目にするまで気付きませんでした。毎日赤旗を読んでいるのに鈍いであります。
菅総理大臣の言葉が、口下手を装い「破壊」しているとしたら、この深謀遠慮には、空恐ろしいと感じるのでありますが・・。
ただ、僭越ながら菅総理大臣に申し上げます。貴方は、まっこと口下手であり、言葉の貧しいお方でありますわ。(ハハハッ)