ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

ドバイでホテル従業員10万人不足?

2008年09月04日 | ミャンマーでの生活
ドバイでは110万人が居住可能な未来ピラミッドの建設計画があるそうだ。
http://slashdot.jp/articles/08/08/28/0345202.shtml

大型ホテルも次々と建設されている。

9月3日付けのPYI MYANMAR誌より。

ドバイからミャンマー人ホテルマンを来られるだけ来てほしいと大量募集が来ているそうだ。

ヤンゴン市内でホテル従業員の養成講座を開講しているSTARESOURCES専門学校の経営者の話として、

「ドバイからホテル従業員の大量募集が来ているが、この専門学校からは現在300人しか送ることができない。先方からは送れるだけ送ってほしいと言われている。それで、他の学校にも送れるかどうか相談している。ヤンゴン市内で働いているホテル従業員全員を送っても足りないくらいだ。

以前はドバイのホテルではインド人、フィリピン、バングラデシュ出身の従業員を雇っていた。
しかし、2000年ごろから試験的にミャンマー人を雇ってみたところ、ミャンマー人従業員が非常に優秀で真面目に仕事をすることがわかって経営者からとても気に入れられて、今はドバイのホテル従業員はミャンマーが最大数になっている。

この専門学校は2005年1月に開校したが、今までにドバイに送った人材は1000人以上になる。
この専門学校の卒業生は国内ではトレーダーズホテル、シャトリアムホテル、パークローヤルホテルで活躍している。

これまでに3000人以上の卒業生を出した。
卒業生のうち75%は国外のホテルで、20%は国内のホテルでホテルマンとして活躍している。
外国では中国、イギリス、オーストラリアでホテルマンとして働いている人もいる。
外国のホテルで働くために、ブローカー費用は必要ない。」

ブローカー費用は必要ないという点に惹かれてしまった。
ミャンマーではどこへ出稼ぎに行くにせよ、ブローカー費用として多額の金を要求されるから。

ドバイでどれくらいの収入があるのかわからないが、ミャンマーの若者たちは日本ではなく、他の国々に関心があるのは確かだ。

日本語を学習しようとする若者が減ってしまうのではないかと懸念している。

日本語学校やめてホテル専門学校をやったほうがいいかも......

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