ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

あれ?NHKプレミアムが見られるぞ

2009年02月10日 | ミャンマーでの生活
2月2日からNHKワールドのニュース番組が全部英語放送になってしまい、落ち込んでいた。

なにしろ、朝の「おはよう日本」、夜の「ニュース7」「ニュースウオッチ9」など楽しみに視聴していたニュース番組が全部、見られなくなったのだ。

ところが昨日の晩、たまたま他のチャンネルを回していじっていたら、偶然「ニュースウオッチ9」の映像が入った。

これは明らかにNHKプレミアムの映像である。

す、すごい!NHKプレミアムが見られるなんて、12年ミャンマーに住んでいて初めてのことだ。

これは夢ではなかろうか。

もしかして、「紅白歌合戦」まで見られるかも...と期待した。

プレミアムを見るには、特殊な受信機と受信契約が必要でかなりの出費になる。

もしかして、NHKさんが手違いでスクランブルを入れるのを忘れちゃったのかな?

とほくそえみながら見ているうちにニュース番組が終わるやいなや、画面が消えて「カードを入れてください」の表示が....

なあ~んだ。時間限定のサービス放送だったのだな。

2月2日からNHKワールドのニュース番組が全部英語放送になったので、自分と同じようにがっかりしている人、困っている人、怒っている日本人が全世界で相当数いたのではないか。

きっとNHKに抗議のメールや電話が殺到したに違いない。
(自分も一応、不満のメールを送った。)

今や日本人は世界の隅々まで住んでいるといっても過言ではない。

その人口は何百万人かと思われるが、外国に住んでいるからといって英語が理解できるというわけではない。

むしろ、英語より現地語のほうが得意という人のほうが多いのではないかと思う。

自分のように現地語(ミャンマー語)はよくわかるが、英語はちょっと...という人がかなりの比重を占めているのではあるまいか。

殺到する抗議に対処するために、時間限定で日本語のニュース番組をNHKプレミアムで見られるようにスクランブルを解いているのだと思われる。

NHKの海外放送の目的の一つに在留邦人に安全情報を提供するというのがある。

それなのに、番組を全部英語にされたのでは、英語がわからない日本人は蚊帳の外に置かれてしまうことになる。

なにはともあれ、限られた時間ではあるが日本語のニュース番組が見られるようになって良かった。


追記:
今朝、起きてテレビをつけてみると、「おはよう日本」の6時台、7時台ともに見ることができました。やった~!