「おかしな天気」はよく聞く表現であるが「おかしな電気」という日本語も新しい日本語表現として登録してもらいたい。
昨日の電気は「計画的電気配分表」によると、午前11時から午後5時までの間に電気が供給されなければならなかった。
しかし、その間 電気がついては消え、ついては消えを10回以上繰り返し、6時間分の電気がたった2時間しか来なかった。
朝5時から11時までは通常の計画停電だったから、朝から晩までの12時間の間に2時間しか供給されなかったことになる。
昼間、電気担当の人が一生懸命、電気を供給しようと頑張っているのだが、電気を送ると需要がすぐに急激に上がる。(猛暑なのでエアコンなどを皆が一斉に動かすからだろう。)
そしてすぐに電力供給量の限界まで達してしまう。仕方ないから電気のスイッチを切ることになる。
そして、その夜はまた計画停電により午後5時から11時まで、さらに停電が続くことになっていた。
しかし、昨日の夜は午後5時から9時までずっと電気が来ていた。
つまり、来ないはずの電気がずっと来ていたのである。
これは昼間のあまりにひどい電気供給状態を担当者が悪いと思ったのか、「罪ほろぼし」ではなく「停電ほろぼし」をしたのだと思われる。
また新しい日本語が生まれそうだ。
しかし、これから当分の間(6月まで)、昼間の電気は期待できそうもない。