ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

すっかり変わったミャンマー娘たち

2007年03月13日 | ミャンマーでの生活
先週の日曜日、上の娘(5歳)の幼稚園の同級生の男の子の誕生日のパーティーがあった。(「の」がやたら多くてごめんなさい。)
場所はマリーナレジデンス。娘を届けると、自分は1階にある日本人会図書室で雑誌やマンガを読んで過ごした。ここには日本から届いたばかりの最新の雑誌があったり、読みたい本がたくさんあって1日中いても退屈しない。
さて、時間となったので娘を迎えに行き、今度はインヤー湖畔のセインランソーピェー公園に行った。湖を見渡せる景色がきれいな公園で、芝生もきれいに手入れされていて気持ちがよかった。そこでは食事もできるようになっていて、ビールを飲みながらゆっくりと過ごした。
ところで、びっくりしたことがある。この公園に来ている客はほとんどティーンエイジの若者たちで、そのファッションにはびっくりを通り越して唖然とした。90%がジーンズ、5%は長めのスカート、残り5%は超ミニスカートなのだ。ミニスカートはひざ上20センチはある。保守的で伝統を重んじるミャンマーお父さんが見たら、卒倒してしまいそうだ。
どこを見渡しても、伝統的なロンジー(巻きスカート)なんか一人もいない。やたらに女の子が多い。化粧も伝統的なタナカではなく、外国製のメイクアップをしているようだ。髪はストレートにしたり、鮮やかな色に染めたり。。。。彼女たちは本当にミャンマー人?と疑いたくなるようなスタイルである。
ああ、時代は変わった。私が初めてミャンマー(その当時はビルマ)を訪れたのは今から24年前になる。その当時、女の子たちは100%ロンジーで、100%タナカを塗っていたし、100%髪型はロングだった。今ではロングの髪型なんかほとんど見なくなった。あの伝統的で慎ましいミャンマーの女の子たちはどこへ行ってしまったのだろうか。
SEIN LAN SO PYAY GARDEN
NO.8, INYA ROAD, YANGON
TEL:701886