金沢→東京日記

2005年7月に金沢の会社を退職して、翌月から東京住まいになりました。退職後~再就職後の毎日を書いていきます。

激安の理由とは

2006-01-11 23:24:19 | ♪激安中国旅行♪
突然、久しぶりの中国旅日記に戻ります 

旅日記で以前、激安の理由について後日書くと書いた、それについて。

旅の最終日(といっても、2泊3日で、3日目は帰るだけなので、中日の夜。)、
現地ガイドの趙さんが、羊肉の串焼き等々を近くの料理店でおごってくれました 

そこで、「皆さんはもう明日帰るから・・・」と趙さんが教えてくれた話。
2泊3日、全観光&食事付きで34,800円は、やっぱりアシが出るそうです 
航空運賃とかも、まかなえない。
それなのに、どうしてそんなに安いツアーが可能か?というと、
それはぎゅうぎゅうのスケジュールに埋め込まれた数々の土産物店巡りが
ポイント 
土産物店と、現地ガイドさんが属している会社の間で契約があるのだそうです、
どれだけの日本人を、○○分間連れて来たら、いくらかマージンが入る、
という契約が 
そこで、日本人が何か買おうが買うまいが、マージンに差はないそうです。

だから、「誰も何も買わないからもう目的地へ行こう」といっても「No」だけど、
「いらないなら、買わなくても良いから。」になるのだ。

そういう契約マージンを取り込み、
しかし、アシが出た私たちの分の飛行機費用や食費を支払い、
車内(車の中でもいろんな商品の売り込みがあった・・)販売でマージンをとり、
そういうものをひっくるめて「トントン」に持ってくるのだそうだ 

ちなみに、冬はあんまり儲けはなく、夏でその分穴埋めをするのだそうだ。
そうだよね・・安いもんね 

かくいう趙さんは、北京郊外にマンションを買って、専業主婦の奥さんと
1歳になる子どもと3人暮らし。
一般的に中国の給与は日本の4分の1、しかも、仕事で使っているケータイの
料金(実際、目的地までの連絡などで趙さんもよくケータイを使っていた。)も
自分持ち。月に数万円かかるそうです。
生活はなかなか厳しいらしい。
趙さんは大学を出た後、日本語を学ぶために2年間学校に入り、今の会社に入ったので、
日本には1回も来たことがない。
「行ってみたいんだけどね・・(お金がなくて行けない)。」

中国旅行も、見たモノ、聞いたモノ、食べたモノ、いろいろ吸収するところが
ありました。
交通事情とか・・・本当に北京でオリンピックやっていいの??と思ったところも
多々あった 
いいところも、もちろん、たっくさんですけどね 

今年の初釜

2006-01-11 22:55:35 | Weblog
うっかり・・
今年の初釜について書いたつもりで書き忘れていました 

初釜=年の初めのお茶です。
今年は、1月3日に(金沢の)お茶の先生のお宅にお邪魔して、初釜をしていただきました 
今回は、先生のお手前をじっくり見せていただきました。
引っ越しする前からだから、5ヶ月ぶり!

炭手前~濃茶~薄茶まで、お茶のフルコース。
やっぱり先生のお手前は素晴らしい 
心配りも、手の動きも、お茶の味も、全てが。

写真は、床の間の様子です 
いつもの、お正月らしい風景。安心します。

ところで、「福徳」って知ってますか?
お茶の先生のところで初めて知って、それ以来毎年やっています。
金沢では諸江屋さん(http://www.moroeya.co.jp/)が作っていて、
黄色と白の縁起物の形をした最中をとり、中を開けてみて、
当たりだったら縁起物の土人形、はずれだったら
縁起物の砂糖菓子が入っている、おみくじみたいなものです 
この、当たりの土人形を引き当てたときは、本当に嬉しい 
小さくて、かわいくて、本当に福を引いた気になります。

今年は、土人形をひきました。
何かいいことあるといいね