アマゾンツリーを紹介しているのはほかでもない。ブラジルにおいて20年近く活動を行っている。
JICAがおこなったプロジェクト(https://www.jica.go.jp/oda/project/0603456/index.html)で野生生物を調査研究する会のプロジェクトの成果の一つブラジルにおける小農家支援の事業があるが、この小農家にJICAのプロジェクトチームが視察をおこなったとこがこのプロジェクト通信にのっている。
アグロフォレストリーをとおして住民による持続的森林経営の部分が当会が行っているプロジェクトの一つである。
アマパ州氾濫原における森林資源の持続的利用計画プロジェクト(2005年11月〜2009年5月)
すでに終わっているが、プロジェクトの内容は「アマゾン河の下流部に位置するブラジルのアマパ州の氾濫原地域の住民は、生計の大部分を木材の伐採に依存していますが、木材加工や家具製造技術が低いため、国内の他地域と比較して競争力が低く、生計のために無計画な伐採を行う悪循環につながっていました。この協力では、州政府において森林資源の持続的利用を担当する組織体制の整備や、アグロフォレストリーなど住民による持続的森林経営の実践などを支援しました。これにより、対象地域の森林資源が持続的に活用され、住民の生計の改善に寄与しました。」
(第 14 号 2008 年 11 月 15 日)アグロフォレストリーシステム(SAF)先進地視察研修のところが当会の活動が紹介されています。
「コミュニティー協会活動の見学
10 月 22 日、アノエラ地区のクアルト・リジョン集落を訪問。ちょうどこの日、共同育苗床のムチロン(共同作業)による袋の土詰め作業が 17 人の協会員ほぼ全員の参加で行われていました。協会は、毎週水曜日をムチロンの日と決め、その中で月に一回は日本の NGO「野生生物を調査研究する会」(WRS)からの支援を受け、共同 SAF 畑の手入れや周囲の環境整備を行っています。
育苗床は1万本以上が収容できるくらいの大きさで、よく手入れ整備されており、既に半分くらいの面積にはカカオやアサイーの苗が育っていました。会員は、ムチロンに家族の誰かを参加させるか、欠席する場合は日当一人分を支払うことになっています。協会員の各々が弁当持参で作業に参加しており、仕事に対する熱心さ、会員の結束の強さが伺われました。
次に、アグア・アズール地区にある住民小農協会を訪問。この協会は 1987 年に設立され、実質的に協力する協会員数は60名から 70名程とのこと。主に共同出荷を目的として結束し、生産物を自由市場で販売したり、CAMTAへの登録出荷をしたりするためのトラック運送業務を協会の主な活動とその収入源としています。上記の協会同様、WRS から支援を受け、一部の会員(9名)が「SALADINHA プロジェクト」という共同 SAF 畑を造成しながら将来の協会収入に備えています。毎月最終日曜日を役員と一般会員の集会日としていますが、会長のアントニオ・パウロ・カルバーリョ氏は「協会が持続していくためには、役員の責任感と正直さ、そして会員の強い結束が大事である」と述べていました。
ウビン地区にある小農住民協会は、ドイツ系女性のマルリーゼ・ガウ氏を会長とし、協会員数は7名ほど。それでもEMBRAPA、EMATER、CAMTA などの技術支援やブラジル銀行からの融資を受け、2ha 程の共同農場を会員の共同作業で造成。この農場は、会員各自の作物植え付けのための種苗採取、技術訓練、協会の収入源確保を目的として営まれています。作物は4種類で、ピメンタの間にアサイーとクプアスー、カカオなどが植えられ、よく手入れされていました。共同農場が上手くいっている要因は、会長のリーダーシップによるようです。」
クアルト・リジョン、アグア・アズールのみなさんコロナにまけずがんばっているそうです。