野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

春の歌のはじまり森もにぎやかに

2023-02-22 | フィールドガイド--野鳥--

先日の暖かい日、もうヒバリの「さえずり」をきくことができました・

近くの公園では、5月の若葉の開くころまで、野鳥の姿を観察するのにいちばん楽しい時期です。

春の繁殖期に向けて、求愛やなわばりの主張のため、鳥の声が「地鳴き」から「さえずり」に変わってきてにぎやかになります。

「野鳥の声を覚えたい。」ちょうど今からが良い季節です。

とくに、里山を公園にした場所では、いつもこの森で暮らしているカラ類やキツツキなどの留鳥の声を聴くことができます。

里山の野鳥の声が聴き分けられると、春になって移動してくる夏鳥の声も、いつも聞くのとは違ってきけるでしょう。散歩でであえる野鳥たちのさえずりを聴きながら歩くのが楽しみな季節になりました。


こどもの本がおもしろい㊱

2023-02-22 | 資料を読む

こどもの本がおもしろい㊱

カメの甲羅はあばら骨ジュニア版人体で表す動物図鑑

著: 川崎 悟司

出版社: SBクリエイティブ

発行日: 2021年07月07日

ISBN-10 ‏ : ‎ 4815611971

ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4815611972

 

小学校4年の理科で骨の学習をする。主な学習内容は関節と筋肉の学習だが、人間とほかの動物の骨格の比較についても学習する。

そこで、問題。上図の牛の人間の「かかと」にあたる部分はAかBか?

多くの子どもの場合は「B」と答える。自信をもって、わけは人間とくらべて位置関係から絶対だってこたえる。

正解はAである。なぜ、

このような問題をすぐに解決してくれる本がこれ。馬のページをみれば、人間だったらつま先立ちで大変だなとすぐわかるようになっている。

他に、小学校4年生では、手にはどのくらいの骨がある。赤ちゃんと君たちではどちらが骨の数は多い、同じ?

など骨について学習するのだが。さて、どれだけ答えられますか?

この本、もとは2019年に発売されたときは大人向けの新書版で発売。シュールすぎて結構話題になった。

そして、送り仮名をつけてジュニア版で発売。

2022年10月に『カメの甲羅はあばら骨』がアニメになっている。

「作者の川崎悟司さんは、絶滅動物、古生物、恐竜などのイラストを描く仕事をしており「人間のあばら骨がカメのあばら骨だったら」をビジュアル化したイラストを自身のTwitterにも投稿して話題を集めていた。」https://www.oricon.co.jp/special/54229/

ぜったい、この本は受ける。おすすめ本です。