旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

散々な1日-その6

2010年09月09日 | トンボ科
次にやって来たのはマイコアカネの生息地。
マイコアカネは「北海道レッドデータブック」では希少種Rに指定されており、同じ希少種のヒメリスアカネやナツアカネなどに比べると個体数はずっと少なく、生息地もかなり限定されます。現地に入るとさっそく交尾中のカップルを発見。しかし、これがかなり俊敏で、近づこうとするとすぐに離れた場所へ飛び立ってしまいます。散々追いかけまわしてようやく撮影することができました。
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散々な1日-その5

2010年09月08日 | トンボ科
ナツアカネの♂は成熟すると鼻先から腹端にかけて全身が真っ赤に変わります。アカネの代表種であるアキアカネよりも本種の方がより「赤トンボ」らしい色合いで、存在感もあります。それにしても見事な「赤」ですね。この個体はまだ成熟間もない個体ですが、成熟が進むともう少し濃くなります。幸運にもこの時は日差しがあり、明るくスッキリとした背景を選ぶことが出来ました。唯一まともに撮影することの出来た写真です。
日差しがあったのはわずか30分足らずで、またすぐに雲ってしまいました。結局マダラヤンマは水辺には現れず、マダラの交尾、産卵写真は夕方に期待して別のポイントへ移動することにしました。
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散々な1日-その4

2010年09月08日 | トンボ科
こうなると、どうしても♂個体を探したくなり周辺を必死で歩きますが、なかなか見付けられません。池の周りを数週し、周りでウォーキングを楽しむご年配の方々に「何を撮ってるんですか~?」とすれ違う度に聞かれます。そうこうしている内に若干日差しが出てきてトンボの活動も活発になってきました。気が付くと周りには沢山のアキアカネの交尾体が見られます。♂はダメかと諦めつつ更に周辺の雑草地を探すと、地面から突き出た枯れ枝に止まる♂を遂に発見!
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散々な1日-その3

2010年09月07日 | トンボ科
ナツアカネはアキアカネとよく似ていますが若干小さく、胸部側面の黒条斑紋の違いと、♀は翅の基部に黄紋がある点で見分けることができます。また、成熟♀はアキアカネでは腹部が褐色の個体と赤化する個体の2タイプ存在しますが、本種は全ての個体が赤化します。数こそ多くはないものの、そこそこ♀個体は見ることができました。しかし「真っ赤」に成熟した♂の姿が見当たりません。♀がいるんだから♂がいないわけ無いんだけど・・・・・・・・・
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散々な1日-その2

2010年09月07日 | トンボ科
更に捜索を続けると、アキアカネ、ノシメトンボの群れに混じって少し違和感のあるアカネを発見。よく見てみると「お!」ナツアカネの♀です。ナツアカネは「北海道レッドデータブック」では希少種Rとされている中型のアカネで、旭川市内には生息しないトンボです。ややテンションアップぎみでシャッターを押しますが、この天候下ではイマイチ写真がぱっとしません。
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散々な1日-その1

2010年09月06日 | 観察記録・日記
日曜日は札幌方面が午前中なんとか天気がもちそうだったので、マダラヤンマ狙いで遠征してきました。
しかし、札幌市内に入っても晴れる気配が無く、現地に到着した頃には細かい小雨がぱらつく始末。ホント最近の天気予報は当てになりませんね。予報では午前9時まで晴れマークになっていたのに・・・・・・・・・!ここまで来て手ぶらで帰るわけにもいかないので、とにかく雨が止むのを待って撮影開始、雲がぶ厚く空を覆っているので当然トンボの姿はほとんど見当たりません。
とりあえず、周辺の樹木の枝で休むトンボを探してみることにしました・・・・・・・・さっそく低い枝に静止するウスバキトンボの♀を発見。さすがに道央ともなると、旭川のような内陸部とは違って簡単に本種が見つかります。少し離れた場所でもう1頭♀を見付けましたが、♂個体は見付けられませんでした。
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異種間連結

2010年09月05日 | アオイトトンボ科
市内のアオイトトンボもいよいよ発生末期を向かえ、♂は皆交尾相手探しにあせっています。写真はオツネントンボの未熟♀に連結したアオイトトンボ♂ですが、この時期になると度々見られる光景です。アオイトもオツネンも同じアオイトトンボ科のトンボなので、間違えてしまうんでしょうね。逆にオツネンの発生末期では立場が逆転することもしばしば・・・・・・正に禁断の愛?ですね。
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マユタテアカネもイイ感じ

2010年09月03日 | トンボ科
旭川市内ではマユタテアカネもいい時期を迎えています。
市内では10月中旬頃まで見ることができますが、本種の成熟個体が綺麗で元気なのは9月下旬まで。それ以降になると老熟個体ばかりが目立つようになってしまいます。やや木陰の多い環境を好み、アキアカネよりも一回りほど小さく、額面に2つの黒色斑紋があることと、細身な点で見分けることができます。
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アカネもいい時期です。

2010年09月02日 | トンボ科
道内は9月に入りいよいよアカネの季節到来です。
市内では連日のように真っ赤に色付いたアキアカネがカップルになって産卵しています。今年は10月まで例年よりも気温が高めに経過するようなので、初雪が遅ければ市内でも11月上旬までアキアカネを見ることができるかもしれません。
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トンボじゃないけど・・・・・

2010年09月01日 | その他・昆虫
このひとも暑そうです。親離れしたばかりの北キツネでしょうか?かなりだれてます。でも、なんでこんな日当たりのいい場所にいるのかな~。こんな所じゃ暑すぎでしょ!?
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オニヤンマも暑そう

2010年09月01日 | オニヤンマ科
市内ではオニヤンマも発生末期に入り、見られる個体は皆ご老体ばかり。翅は汚く体色もすすけ、飛んでもすぐに止まりたがります。おまけにこの暑さですから、明確な縄張り保持もしないようで、林縁を適当に飛んで止まってを繰り返し、♀が通過すれば捕捉するといういい加減な?パトロールのようです。
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