旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

6月の撮影データから ~寒くてもダメ

2010年09月19日 | ムカシトンボ科
ムカシトンボの未熟個体は山間の山道上で摂食飛翔している姿を良く見かけます。
写真の個体は早朝に別のトンボの羽化を狙っている時に見付けたもので、まだ気温が低かったせいか飛ぶことができず、朝日を浴びて体温が上がるのをじっと待っている様子でした。暑過ぎるのもダメですが逆に寒くてもダメなんです。
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6月の撮影データから ~暑過ぎてもダメ

2010年09月18日 | ヤンマ科
ギンヤンマの♂は水辺では終止飛び続けているので、なかなか静止個体に出会える機会がありません。しかし、今年の道内は非常に暑かった為、日中には静止して休む個体が結構見られました。いくら南方種のギンヤンマとはいえ、気温が高すぎるのもかなりこたえるようです。
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6月の撮影データから ~北の小型種

2010年09月18日 | イトトンボ科
キタイトトンボは日本国内でも北海道にのみ生息する小型のイトトンボで、道内には広く分布しています。旭川近郊では名寄、士別辺りまではごく普通に見られ、深川周辺でも見ることが出来ますが、どういう訳か?旭川市内には生息していません。
道内では普通種と言えば普通種なんですけどね~。なんで居ないんだろ?不思議です。
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6月の撮影データから ~その移動距離は?

2010年09月17日 | エゾトンボ科
旭川市内ではオオトラフトンボの羽化は主に午前中に見られます。本種は他のトンボと違って水辺で羽化することは稀で、幼虫は上陸後、数メートルの距離を移動して周辺の雑草地で羽化を行います。中には生息地の横を走る農道を横断し、10メートル以上も離れた場所で羽化している個体もいます。何か理由があるのかな?
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6月の撮影データから ~シオヤトンボ羽化

2010年09月17日 | トンボ科
シオヤトンボは丘陵地の小さな水溜りや湿地、ほとんど流れの無い小川などで見られます。写真の羽化個体は夏になると度々水が涸れてしまう、丘陵地を流れる極浅の小川環境で見付けました。奥に前日に羽化したヤゴの抜け殻が残っていますね。
この場所からは今年4頭の羽化個体を確認しましたが、幼虫は真夏の渇水期にどうやって乾燥から身を守っているのでしょうか?
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6月の撮影データから ~カラカネトンボ羽化

2010年09月16日 | エゾトンボ科
カラカネトンボの羽化は主に早朝~午前中にかけて行われ、羽化ラッシュに当れば生息地では多くの羽化個体に出会うことが出来ます。トンボの羽化ピークはその年の天候状況で毎年変わるので予想し難いのですが、良い羽化シーンを撮影したくて、出勤前の早朝に狙うこともしばしば(笑)。
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6月の撮影データから ~リハビリ

2010年09月16日 | エゾトンボ科
カラカネトンボは旭川市内ではヨツボシトンボと並び、最も早い時期から水辺に姿を現すトンボで、シーズンオフ中に鈍ってしまった撮影感覚を取り戻すのに良いリハビリ相手となってくれます。特に♂は明るい池沼上を岸際に沿って飛びますので、飛翔写真の感と反射神経を養うにはもってこいの被写体です。この写真を見る限りまだ鈍っていますね~。
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マダラリベンジ-その4

2010年09月14日 | ヤンマ科
こちらは別の個体で、離れた場所から撮影したもの。
ヤンマの仲間は通常、静止する時はぶら下がって止まるのが基本ですが、本種はトンボの仲間の様に平行に止まることがあります。「ヤンマのくせになんちゅー止まり方じゃい!」と思わずツッコミを入れたくなってしまう場面です。
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マダラリベンジ-その3

2010年09月14日 | ヤンマ科
結局マダラヤンマが現れたのは夕方になってから。
個体数は多いのですが♂は落ち着きがなく、せわしなく周囲を飛ぶので飛翔写真を諦め、とにかくノルマを達成したいので静止写真を狙うことにしました・・・・・・・・どうです!?この見事なブルー!ホント惚れ惚れしてしまうような美しさです。今年は気温が高いため本種の狙い時が分からず苦労しましたが、やっと撮影することが出来ました。
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マダラリベンジ-その2

2010年09月13日 | トンボ科
キトンボの♂は大変縄張り意識が強く、時折ホバリングを交えた飛翔で縄張り内をパトロールします。当然♂同士が鉢合わせになると激しい空中戦を展開し、どちらか一方が帰ってきます。ほとんどの場合が縄張り主であることが多く、トンボの♂にとって水辺は正に戦場です。
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マダラリベンジ-その1

2010年09月13日 | トンボ科
マダラヤンマのリベンジということで、マダラの生息地へ行ってきました。
現地に着くと晴れたり曇ったりの不安定な天候、マダラが姿を見せないので、とりあえず他のトンボを狙ってみることにしました。池の周囲を歩くとキトンボの♂を発見。成熟間もない大変キレイな個体で、そこそこの数が見られました。水辺では敏捷に飛び回っていますが、良く目立ちますので簡単に見付けることができます。
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蝉のごとく・・・・・・・・

2010年09月11日 | ヤンマ科
やっと秋らしい陽気になり、すっかり元気になったルリボシヤンマ♂がライバル(オオルリボシ)のいなくなった水辺を我が物顔で飛んでいます。しかし、相変わらず薄暗い場所が好きなようで、日中は日の当る場所に出てきてもすぐに止まってしまいます。ルリボシやオオルリボシは他のヤンマとは違って、樹木の幹に「セミ」の様にベタっと止まることが良くあり、特に老熟個体で多く見られます。歳をとると「止まる場所なんていちいち気にしてられっかい!」って感じなのでしょうか?
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散々な1日-その9

2010年09月10日 | トンボ科
本種の♂は成熟すると額面が青白くなり、名前の「舞妓アカネ」はその特徴にちなんだものです。写真で♂の額面が青白くなっているのが分かりますか?腹部の赤とのコントラストがなんとも妖しげな雰囲気です。

夕方は再びマダラヤンマを狙う予定だったのですが、午後2時半を過ぎた辺りから雨に降られてしまい、ここで撮影終了。結局、本命だったマダラは1枚も写真が撮れず、他の写真も曇りの天候下だった為ナツアカネ♂以外はイマイチ。気合を入れて遠征したはずが、消化不良な1日となってしまいました。
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散々な1日-その8

2010年09月10日 | トンボ科
全国規模で見ると、国産アカネの最小種はヒメアカネということになっていますが、道内に生息するマイコアカネは小型化傾向が強く、ヒメアカネよりも小さな個体が多く見られます。平均的なサイズを見ても道内では本種が最小種と言えそうです。この日は交尾体を3つ見ましたが交尾後は連結を解いてしまい、連結産卵することはありませんでした。やはり曇りの天候下では交尾だけで産卵はしないようです。
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散々な1日-その7

2010年09月09日 | トンボ科
当然単独個体もすばしっこく、近づくとすぐに逃げられてしまいます。おまけにかなり小型のトンボなので、常に目で追っていなければ見失ってしまうことがあり、撮影には苦労しました。晴れていれば水辺で明確な縄張りを保持するので比較的楽に撮影できるのですが、曇りの天候下では落ち着きがなく、あちこち場所を変えてしまいます。
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