今年の北海道は7~9月にかけて、例年よりもかなり暑い日が続き、旭川市では10年に1度聞くか聞かないかと思われる、超レアなミンミンゼミやアブラゼミの声を何度も耳にしましたし、更にツクツクボウシの声まで(2度だけですが・・・・・)聞くことができました。しかし、10月に入ってからは急激に気温が下がってしまい、先週は2日連続で季節外れな雪も降りました。トンボ仲間の情報では、今年は大陸系の飛来種が全く見つかっていないということで、北海道のトンボシーズンももう終わりなのだとここにきて実感しました。しかし、なんと言っても今シーズン、北海道のトンボ屋を熱くさせてくれたのは「スナアカネ」でした。今年は台風が多かったせいか?全国的に飛来した個体が多かったようですが、来年も沢山のスナアカネが飛来してくれることを願っています。
昨日はせっかくの休みだったのですが終始薄曇で、太陽こそ出ているものの、なんともはっきりしない天候でした。既に生き残っているトンボはオツネンを除くとアキアカネのみとなってしまい、いよいよ寂しくなってきました。 写真:夕暮れ時、ひっそりと眠りにつくルリボシヤンマ♂(10月10日撮影分)