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旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

サラサヤンマ-その2

2023年07月02日 | 観察記録・日記
サラサヤンマの産卵目的で、再び当麻町へ行ってきました。
♀は何頭か現れましたが、やはり少し時期が早いのか?落ち着いて産卵してくれる♀個体が無く、撮影には至りませんでした。


♂の縄張り飛翔1(胸全面の黄色斑紋が繋がって、L字のようになった個体。あまり見かけませんね)


♂の縄張り飛翔2


♂の縄張り飛翔3(ほとんど日の差さない暗い場所を飛翔する♂)
全て別個体
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色々と

2023年05月09日 | 観察記録・日記
GW中に撮影した昆虫達です。せっかくなので・・・・・


ヨツボシトンボ♂ テネラル


コツバメ


シータテハ テリトリー


ヒメギフチョウ


キベリタテハ テリトリー
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サラサヤンマの生息地

2023年05月06日 | 観察記録・日記
当麻町のサラサヤンマの生息地へ行ってきました。
成虫の飛ぶ時期になると水はほとんど無いのですが、今時期は雪解け水による小さな水溜まりがあちこちに点在していました。
ヤゴ採集を試みましたが、やはり発見できず。(因みに、道内では自然下における本種幼虫の採集記録はまだありません)
今シーズンは本種の羽化シーンをなんとか撮影してみたいものです。


サラサヤンマの生息地


昨年サラサヤンマ♀が産卵していた場所(産卵時は水がありませんでした)


こちらも昨年♀の産卵を確認した窪み(産卵時は水がありませんでした)




おまけ クジャクチョウのテリトリー
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道内における危機的状況のトンボ-その4(アカメイトトンボ)

2023年02月03日 | 観察記録・日記
最後はアカメイトトンボです。道内に生息するイトトンボ科の仲間では、私が最も好きなトンボです。
国内でも「複眼だけが赤くなる」イトトンボは本種♂のみ。とにかく♂個体は青みのある体に赤い複眼のコントラストが美しく、とても恰好いいトンボです。
過去の多産地ではほぼ絶滅状態で、現在は道東で僅かな記録があるのみとなっています。10年ほど前、道北で多産地が発見され結構いい思いをしたのですが、
その後数年で見られなくなってしまいました。
本種の配偶行動は主に夕方の時間帯に見られることが多く、日中、成熟♂は池沼の沖合に出ているため撮影が難しい。


成熟♂


成熟♀(クロイトトンボ♀と非常に良く似ており、混棲地では見極めが難しい)


タンデム


産卵(17時以降に見られた)
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道内における危機的状況のトンボ-その3(カラフトイトトンボ)

2023年01月28日 | 観察記録・日記
カラフトイトトンボも絶滅が危惧されるトンボの1つです。
雌雄共に青斑が目立ち大変美しく、普段は樹上生活をしており、良く晴れた午前中のみ水域に降りてきて配偶行動を行います。
主に道東で記録されていますが、元々生息地がかなり限定的で、かつての多産地ではほとんど見られなくなってしまった場所もあります。
新な安定的な産地も見つかっていないことから、今後の継続発生が気になるところです。


成熟♂(クリーニング)


タンデム


交尾


産卵

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道内における危機的状況のトンボ-その2(エゾアカネ)

2023年01月20日 | 観察記録・日記
エゾアカネもここ数年、個体数が激減しているトンボの1つです。
2019年、道北における大渇水の影響により、道北では多産地とされた生息地が干上がってしまい、以降その姿がほとんど確認できなくなっています。
元々、道北の個体群は大陸由来である可能性が高く(大陸から海を越えてやって来た個体から、世代を繋いで発生していた)、日本海側で発見される本種のほとんどが、
大陸からの飛来個体と考えられています。現在、エゾアカネは道東で僅かな記録がありますが、安定した発生地が少なく、絶滅が危惧されるトンボとなっています。


半成熟♂


成熟♂(スナカナネ♂を朱色に置換えたようなトンボで、美しい)


成熟♂


成熟♀(若干スナカナネ♀に似る)
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道内における危機的状況のトンボ-その1(エゾカオジロトンボ)

2023年01月15日 | 観察記録・日記
エゾカオジロトンボは北海道の東部に限って見られる大変希少なトンボ。
かつては釧路湿原周辺に多くの生息地があったようですが、近年は生息地の環境悪化(植物遷移など)により、数が激減しているトンボの1つです。
10年以上前、釧路市の多産地とされる場所を訪れた際は多くの個体が出迎えてくれましたが、現在は本種の好む開放水面がほぼ失われ、環境がすっかり
変わってしまったと聞きます。場所が場所なだけに、なかなか足を向けることができないのですが、また元気な姿を見てみたいものです。


交尾


交尾(上と別カップル)


成熟♂


成熟♀


かつての多産地環境
現在は開放水面がほぼ失われ、数が激減してしまいました。
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只今、トンボのデータ整理中

2022年11月06日 | 観察記録・日記
昨日から今年撮影分のデータ整理をしているのですが、データ保存用の外付ハードディスクの容量がいよいよ限界に達しそうです。
そこで、同じような画の写真があまりにも多すぎるので、必要なデータと破棄していいデータとを分け、不要なデータはさっぱり消去してしまうことにしました。
トンボの撮影をするようになって十数年。コンデジ撮影写真や過去こんな写真撮ってたっけ??と思うようなものも出てきて、なかなか面白いです。





エゾトンボ科の仲間は同定が非常に難しいので、この写真を見てすぐに判別できる人はかなりのトンボ通です。笑
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今シーズン最後の遠征

2022年10月16日 | 観察記録・日記
今年最後の遠征は、先週に引き続き道北へ飛来種調査に行ってきました。
期待した飛来種には出会えず、生き残ったトンボもほぼタイリクアカネばかりでした。今シーズンももう終わりですね。
あと3週間もすれば北海道は雪の季節がやってきます・・・・


タイリクアカネ♂


タイリクアカネ交尾


タイリクアカネ♂×アキアカネ♀(異種間連結)


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道北の飛来種調査3回目

2022年10月09日 | 観察記録・日記
本日、沼田町のYさんと再び道北方面へ飛来種調査に行ってきました。
ここ1週間、急激に気温が下がってしまったのでトンボの出が心配でしたが、果たして目的のトンボを見つけることはできるのか??


タイリクアカネ♂


タイリクアカネ♀


タイリクアカネ♂


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道北の飛来種調査2回目

2022年10月03日 | 観察記録・日記
昨日も道北へ飛来種を探しに行ってきました。しかし、特に成果は無く在来種の撮影に終わりました。恐らく次の3連休が最後となりそうです。


コノシメトンボ♂


アキアカネ♂


アキアカネ交尾


タイリクアカネ交尾


タイリクアカネ♀(極小個体)


マダラヤンマ♂


アジアイトトンボ♀
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道北の飛来種調査

2022年09月25日 | 観察記録・日記
本日、道北へ飛来種調査に行ってきました。しかし、期待していたオナガアカネ、オオキトンボの飛来は確認できず。今年も厳しい予感が・・・・・・・
因みに「飛来種」とは、毎年季節風の強い風が吹き始める今時期、大陸から風に乗って海を渡って飛来するトンボのことを指し、道内では主にオナガアカネ、
タイリクアキアカネ、オオキトンボ、マンシュウアカネなどが挙げられます。


調査地とYさん


タイリクアカネ成熟♂


タイリクアカネ成熟♀


コノシメトンボ成熟♀
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道北のエゾアカネ調査

2022年08月21日 | 観察記録・日記
本日、沼田町のYさんと道北方面へエゾアカネの発生調査に行ってきました。
結果を先に言ってしまいますが、残念ながらエゾアカネの発見には至りませんでした。しかし、7月の時点で道トンボ研のメンバーであるH氏が本種の未熟個体を
確認(撮影)していることから、少ないながら生存は確実と思われます。
実は道北のエゾアカネは、過去に多産していた生息場所が数年前の大渇水によりほぼ絶滅状態となっており、ここ数年全く確認できていませんでした。しかし、
今年は非常に雨が多かったせいか、かつての産地が復活傾向にありました。今後に期待したいと思います。


ウスバキトンボ成熟♂


湿地とは無縁そうなシオカラトンボ成熟♂


マイコアカネ未熟♂


ムツアカネ成熟♂
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その他沼田町のトンボ

2022年08月18日 | 観察記録・日記
同時に撮影した沼田町のトンボ(アカネ属)をアップしておきます。まだまだ綺麗な個体が多く見られました。


ナツアカネ♂(オベリスク姿勢)


リスアカネ♂


ノシメトンボ♂(オベリスク姿勢)
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江別市へ

2022年07月30日 | 観察記録・日記
本日、ちょっと早いかな?と思いつつ、江別市にハネビロエゾトンボの様子を見に行ってきました。やはり早かったようで、流れにはオニヤンマが数頭飛んでいるだけ。
周辺の空き地では、ここ1週間以内に羽化したであろう未熟なハネビロエゾが5・6頭摂食飛翔を行っていました。撮影はお盆頃が良さそうです。




ハネビロエゾトンボの生息地
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