BLOG*海から陸へ・・・

主に千葉県のビーチコーミングで集めた漂着物や作品等の紹介。

生まれ変わるまで

2005-06-23 12:29:20 | *棘皮動物
先日拾った タコノマクラ 達。第一陣の漂白が終了したので
その様子をUPしてみます(*^_^*)
漂白作業の応援をしてくださった皆様、ありがとうございました♪

ウチに来たコ達はまずここで順番待ちです。お尻を下に向け
出来る限り自然に流れ落ちるものはここで排泄。



緑のコも茶色のコもここで順番待ちしてる間に体のトゲが落ちて
いきます。
弱いコはここからバケツに入水する間に割れてしまいます(T_T)
トングで移動してるのですが、掴んだ瞬間「パクッ!」といった
具合に…。意外とナイーブなのかも。そして漂白剤入りバケツ風呂へ。



1日置いたらまた水を替えてもう1日。内蔵類の汚物が溶け出す
のを待ちます。薬品負けしちゃうコはここでも割れてしまいます。
ひとつずつ出していったらバケツの底から割れた残骸がガラガラ
と出てきました。悲しい… しかもクサイ(T_T) 
この水の色はタコノマクラ達から出た色です。エグイ色です(+_+)



二日目の漂白が終わる頃には本体もだいぶ軽くなっています。
タコノマクラにはバッチリ大きなおしりの穴と口があるので
そこをうまく利用して水を通してすすいだり 沈める時にも
中のエアーを抜いたりしています。
まだこの段階では黒ずみやニオイがかなりあります(-_-;)

二日浸した後、よーーくすすいで最後の漂白をします。
これは30分もやればニオイもくすみもバッチリ落ちます。
そして漂白剤を落とす作業…



ここまでくるとニオイもないので洗面台に水をはって
水中でゆっくりゆすぎます。
タコノマクラ達にとっても、ほっとできる入浴ではないで
しょうか…(*^_^*)
腹側を上に向けてるのは中のエアーを抜く為です。
エアーを抜かないと残ったエアーの部分だけ漂白できず
シミとして残ってしまう気がするので気を使っています。



ほらっ☆こーんなでっかいのも 超キレイ!!
申し分ない白さと美しさです\(^o^)/



すすぎも終わったらタオルの上に並べて乾燥です♪
蒸かしたてのおまんじゅうみたい(*^_^*)
ふわふわしているんじゃないかと思えてきます。



一個、漂白後に割れてしまったのがあるので、タコノマクラ
の内部をキレイに見ることが出来ました。
写真を撮るのがへったくそなので 見づらくてゴメンナサイ。
内部の側面には絹糸のような半透明の細い毛みたいなのが
びっしり生えて(?)いました。
でも決してやわらかなものではなく 細いのにトゲのように
チクチクと硬い毛です。
これが内部から伸びて 外側のトゲになるのかな?
よく見てみると、どこかの地下みたい。似たようなものを
みたことがある。うーーんと、うーーんと・・・・
あれかな、風の谷のナウシカにでてきた フカイの地下。
(笑)わかりづらい表現かなぁ~~(^_^;)>”



そして乾燥が終わった物。
となりのヒトデはちびちゃんが作ってくれた紙粘土のもの。
紙粘土の白さとなんら変わらない、驚くほどの「ピュアホワイト」。
ジジもこの白さにうっとり(笑)
「かわいいなぁ~~!!」だってーーーっ!
ニオイも全然ないよ♪ ほんのり塩素のニオイがするぐらい。
ちびちゃんも「プールのにおいだね~♪」って言っていました☆

当初58個拾い、無事我が家に到着できたコは53コ。そして
今残っているのは40個。
着々と数が減っていきます(T_T) 漂白第2陣も進行中ですが
無事残るのは30個ぐらいしかないんじゃなかろうか…。
大きいけどかなり気を使わせてくれる タコノマクラ です。

生まれ変わったように変化した タコノマクラ達…
白くなるのが楽しみで せっせと漂白しています♪
漂白すると ガラや形がハッキリして とても面白いです。
イビツなのも ケガの跡も キレイなのも 全てが
かわいく思えます(*^_^*)


追記**************************

漂白方法につきましては このやりかたはあくまで私の
オリジナルですので 人により漂白のやり方は様々だと
思います。 ただし☆ ゴールはピュアホワイトです!
どの道を選択するかは自由だとおもいますヨ♪(*^_^*)

追記**************************
コメント下さった皆様、大変申し訳ございませんでした!!
私の操作ミスでコメントを受け付けない になっていました。
今 解除しましたので・・・。お手数をおかけいたしました