けして、動の感情の揺らぎではなく、どちらかというと静の感情のゆらぎ。
たしかに、リアリティという意味では、迫る物が多くて。
さらりといわあゆる現実が描かれているという。
何気ないシーンが、ね。
手を握ろうとしたりしなかったり。
結婚は?とか。
飲み会のシーンとか。
そして、やっぱり
エゴイストって、誰だろうって思いながら見てました。
もちろん、作中では、その主題は、直接語られているわけではなく。
浩輔が、やっぱり愛情の表現が歪んでいるのかなって思いながら。
一瞬、浩輔が渡していたお金は使わず、龍太の部屋に置いてたりとかとも思っていました。。。
……そうではなく。
龍太とその母は、はじめは戸惑いながらも、浩輔の思いを受け取っていく。
佐和子さん演じる母が、私たちは愛と受け取ってるんだから。と。
エゴイストって、独りよがりな、自分のためにっていう意味だと思うんですが。
そういうことではなかったんだなって。
愛の表現型の違いだけのことなのかと。
危うさも感じつつ。
静かに流れていく映画でした。
でも龍太や龍太の母も、エゴイストの部分もあるのかなって。
なかなかに、エゴイズム、愛、複雑に混じり合って。
柄本明さんも、ほんと画面が引き締まりますよね、ほんとすごい。
カメラの画はけっこう、酔うぐらいの感じでとられています。
うん。
氷魚さんが演じる龍太。
途中から、すっごい雰囲気変わった感じに。
あれ、演出だったのかな。
役者さんて、同じ作品の中でも、とてもうまくなる感じがある人もいて。
どっちなんだろう。
……氷魚さん、hisに出ていたんですね。アマプラで見れるかしら。。。見れなかったWW
窮鼠~は、どちらかというと、動の感情だったのかもしれません。
それぞれのよさがありますが。
個人的には、窮鼠の方が、今の感覚としては、フィットしてますけどwww
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