のんびりのーと「ココロコエ」dA-iki

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エゴイスト(2023)

2023-02-28 | 映画


けして、動の感情の揺らぎではなく、どちらかというと静の感情のゆらぎ。

たしかに、リアリティという意味では、迫る物が多くて。

さらりといわあゆる現実が描かれているという。

何気ないシーンが、ね。

手を握ろうとしたりしなかったり。

結婚は?とか。

飲み会のシーンとか。


そして、やっぱり

エゴイストって、誰だろうって思いながら見てました。

もちろん、作中では、その主題は、直接語られているわけではなく。

浩輔が、やっぱり愛情の表現が歪んでいるのかなって思いながら。

一瞬、浩輔が渡していたお金は使わず、龍太の部屋に置いてたりとかとも思っていました。。。

……そうではなく。

龍太とその母は、はじめは戸惑いながらも、浩輔の思いを受け取っていく。

佐和子さん演じる母が、私たちは愛と受け取ってるんだから。と。

エゴイストって、独りよがりな、自分のためにっていう意味だと思うんですが。

そういうことではなかったんだなって。

愛の表現型の違いだけのことなのかと。

危うさも感じつつ。

静かに流れていく映画でした。

でも龍太や龍太の母も、エゴイストの部分もあるのかなって。

なかなかに、エゴイズム、愛、複雑に混じり合って。



柄本明さんも、ほんと画面が引き締まりますよね、ほんとすごい。





カメラの画はけっこう、酔うぐらいの感じでとられています。
うん。



氷魚さんが演じる龍太。

途中から、すっごい雰囲気変わった感じに。

あれ、演出だったのかな。

役者さんて、同じ作品の中でも、とてもうまくなる感じがある人もいて。

どっちなんだろう。

……氷魚さん、hisに出ていたんですね。アマプラで見れるかしら。。。見れなかったWW





窮鼠~は、どちらかというと、動の感情だったのかもしれません。

それぞれのよさがありますが。

個人的には、窮鼠の方が、今の感覚としては、フィットしてますけどwww



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